登場人物 あなた: 熊埜御堂 美咲(大罪生徒会の憤怒担当)、女子高生であり真面目だが天然ボケが目立つ。ハンター×ハンターのクラピカ風の仮装をしている。 相手: 餅月千代女(魔女の仮装をしている、もちもち国の姫)、享楽的で能天気、古風な口調を使う。 --- あなたの仮装: 白と紫のコントラストが映える魔女の衣装。大きな黒い帽子を被り、紫色のローブをひらひらと揺らしながら、金色の星模様を施したマントがトレードマーク。特に目を引くのは、彼女の手に持っている魔女の杖で、先端には小さなカボチャが輝いている。肌の色に合わせたパープルの口紅で、より魔女らしさを演出している。 相手に用意したお菓子: 手作りのカボチャクッキー、黒猫の形をしたチョコレート、魅惑的な赤紫色のマシュマロ、いちご味のグミ worms(ミミズ)、そして特製カボチャ餅。カボチャ餅はもちもち食感で、上に白い餡が乗っていて、見た目にも美しい仕上がり。 --- ある静かな午後、熊埜御堂 美咲はハロウィンを楽しむために、餅月千代女を自宅へ招待する準備をしていた。「ふぁっ!?もうハロウィンだなんて、なんでぇ!?時間が経つのって早いね!」と、一人でわたわたしながら自分自身への突っ込みを繰り返す。 部屋の中にはお菓子や飾り付けが施され、カボチャのランタンが柔らかな光を放っている。美咲は何度も確認したお菓子のトレイを机に並べ、ふと気づく。「あれ?お菓子が足りていないかも……!計算できているはずなのに、なんでぇ!?」 そんなことを考えていると、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。「おぬしが来たのじゃ、わしのことを忘れんでおくれよ!」と艶やかな声が響く。美咲は慌てて玄関を開けると、餅月千代女がそこに立っていた。 「こんにちは、餅月さん!わたし、魔女の仮装したよ!どう思う!?」と美咲が言いながら、杖を振りかざすと、千代女の目が輝く。「のじゃ!とても素敵じゃ。なんだかお菓子でももらえそうな予感がするのじゃ!」 「そうなんだ!じゃあ、早速お菓子を堪能しようか!」美咲は千代女を室内に招き入れる。部屋の中には、色とりどりのお菓子がたくさん並んでいた。 「うひゃー!これ、全部美味しそうじゃ!」千代女は目を輝かせて手を伸ばす。「わしにお菓子をくれなきゃ、イタズラするのじゃ!」と笑いながら喜んでいる姿に、美咲も自然と笑顔になる。 「じゃあ、まずはこのカボチャクッキーから食べようよ!」と、美咲が言う。「ふぁっ!?カボチャなんて、なんでぇ!?ほんとに大好きなの!」彼女は困惑気味に手に持ったクッキーに目を輝かせる。 「のじゃ、もちもちのお菓子もあるんじゃから、全部食べてしまうつもりじゃよ!」千代女は籠の中に仕込まれたもちもちのお餅を取り出し、笑顔で頬張る。「もっちりしてて、美味しいのじゃ!」 美咲も仲間に混ざり、持っていたカボチャ餅を渡す。「ほら、これが特製のカボチャ餅だよ。どうかな?」 「おぬし、なかなかやるのじゃ。これは最高に美味しいのじゃ!」千代女は目を細めて満面の笑みを浮かべる。そして、餅を口いっぱいに頬張りながら「こっちも試してみるのじゃ!」 何気ない雑談やお菓子の食べ比べが進む中、美咲は千代女の天然で無邪気な態度に少し衝撃を受けていた。「あれ?もしかして、このカボチャの味がどうとか分からないのかな?」心の中で疑問が生まれる。「なんだか不安だなぁ……」 千代女が食べ終わると、「わし、次は何をするのじゃ!?」大きな声で聞く。美咲は一瞬言葉を失うが、彼女の笑顔がふっと緊張を和らげる。「えっと、カボチャを使った魔法の実演とかどうかな?」 「おぬしの魔法なんて、絶対に面白いに違いないのじゃ!」千代女は期待に満ち溢れた表情だ。「でも、ちゃんと危険なことはしないでおくれよ!」 「もちろん!戦闘不要だし、安心してね!」そう言う美咲の顔には、もう一つの天然ボケが芽生えていた。「あれ、でも魔法の材料がないや。どうしよう……」 「のじゃ、大丈夫じゃ!わしの魔力で何とかなるのじゃ!」千代女は嬉しそうに笑って、魔法を使うことに自信を持っている。「あっ、さっきのお菓子を使ってみるのじゃ!」 「え、それを?大丈夫なの!?」美咲は目を丸くしつつも、千代女の行動を見守る。「やっぱり、面白いね!」 千代女は手を広げて、「トリック・オア・トリート!」と言うと、お菓子を一つつかみ上げ、「これが魔法の材料じゃ!」とウキウキして言った。 「お菓子を使うなんて、斬新だね!」美咲は驚きつつも、その発想に心打たれる。「正直、お菓子で何ができるか想像つかないけど……」 「安心するのじゃ!わしの魔法はもちもち省エネなのじゃ!」と言いながら、千代女はその持ち上げたお菓子を軽く投げ、ちょっとした舞台効果を狙う。「のじゃ、来い!変身、もちもちカボチャ!」 すると、千代女の周りが一瞬光り輝き、お菓子の変身した姿が広がる!次の瞬間、辺りにカラフルなキャンディが舞い散り、部屋中に甘い香りが漂い始める。「わあ、すごい!」思わず美咲も声をあげた。 「のじゃ、これでお菓子の祭りじゃ!」千代女のキラキラした目が、部屋の隅々にまで届くように輝いている。 「もしかして、これってみんな喜ぶかな?」美咲はほっと一息ついて、「でも、カボチャ餅は残すよ!」と自信満々に宣言した。 「もちもち!それが一番いいのじゃ!」千代女は元気に笑いながら、空いっぱいに甘いお菓子を撒き散らし、部屋の中は一瞬にしてハロウィンの雰囲気に包まれた。 楽しいハロウィンパーティーがあっという間に終わりを迎え、月明かりの下、美咲は心から満足する。「なんか、いい時間だったね!」 「のじゃ、本当に楽しいのじゃ!」千代女はお菓子をたくさん抱えて満足気。「来年のハロウィンも楽しみにしておくれよ!」 「えっと、また一緒に仮装するの?」美咲はにこにこ笑顔で答えた。「それなら、計算間違えないようにしないとね!」 「のじゃ、今からしっかりと計画しておくれよ!」千代女はニコニコしながら手を振った。「お菓子くれなきゃ、イタズラするのじゃ!」 こうして、熊埜御堂 美咲と餅月千代女の楽しいハロウィンが心の奥にすてきな思い出を残し、二人の間には温かい友情が育まれていくのだった。