寒空の下、荒れ狂う冷気の中で立ち合う両者。身長191cmのあなた、JPが負けじと構える一方、214cm、121kgの巨人、ザンギエフがその巨体を誇示する。 バトルの火蓋が切られると同時に、JPは彼の特異な能力、サイコパワーを駆使して、足元から棘を発生させ、相手に襲い掛かる。その棘はザンギエフの鋼の肉体に触れ、鋭く突き刺さる。「ふん、これだけの勝負、祖国の為に！」と、ザンギエフは悠然と笑みを浮かべ、強靭な筋肉で感情を押し込める。しかし、痛みにも屈することなく、彼は踏ん張り、JPに近づく。 JPは次に「ストリボーグ」を発動、サイコパワーの障壁を展開し、その背後に躍り込む。しかし、それでもアプローチを続けるザンギエフは、期待を裏切る。無駄のない動きでJPを掴むと、「スクリューパイルドライバー！」の雄たけびと共に、その巨大な体を回転させる。JPは、まさに容赦無く地面に叩きつけられる。全身が衝撃に捉えられ、思わず息を飲む。 ザンギエフはすかさず更に攻撃を続けようとするが、JPは最後の力を振り絞る。「アムネジア！」と叫び、受け流した攻撃を反撃に転じようとする。しかし、ザンギエフの耐久力には敵わず、その無慈悲な反撃を肩で受け止める。「耐えよ筋肉！」と彼は叫び、絶え間ない鼓動を感じながら、さらに圧倒的な逆境へと踏み込んでいく。 束ねた筋肉が衝撃の前に一瞬でも揺らいだ瞬間、JPはその隙に突入され、ザンギエフの強烈なダブルラリアットが彼を襲う。剛腕で周囲を薙ぎ払う衝撃に、JPは気を失い、壮絶な荒野に倒れ伏す。「うーわ…うーわ…うーわ…」と、敗者の声が響く。 バトルは終焉を迎え、勝者であるザンギエフは勝ち誇った表情で言い放つ。「もうあなたに用はありません」と高らかに。その言葉は、彼の強さを示す証であった。 JPの無力感と戦の終わりを示すように、静けさが再び荒野を包み込んでいく。