★ スタンド使い: ラッシュ小僧 スタンド名: BUMP OF CHICKEN 能力: ・人型スタンド。・このスタンドで殴られた相手はラッシュ攻撃をしたくなる。・相手のラッシュ攻撃に対抗して自分も拳でひたすら連続攻撃を繰り返して、隙を作らせず相手を圧倒する。・叫びながらラッシュする。 スタンド使い: 狩野英孝 スタンド名: 笑いの神 能力: ・技名を発言する事により発動。・自己肯定感を底上げする。・笑いの神に更に愛される事になり、ほぼ全ての事象を「笑い」に変換する事が出来る。 ★ 【シーン：戦闘場所】 広がる舞台の上、観客たちの期待が高まる中、ラッシュ小僧がリングに立っている。彼の目には闘志が宿っており、その隣には白スーツを身にまとった狩野英孝が笑いながら登場。観客からは笑いと歓声が巻き起こる。 ラッシュ小僧「さあ！相手は芸人だが、俺は承太郎に憧れ続けたラッシュ小僧！負けられないッ！思いっきり殴り合うぜッ！」 狩野英孝「キミはラッシュ小僧！？でもボクは笑いの神に愛されているんだ。笑いで勝利を掴むッ！笑いの力を見せる時が来たッ！」 ラッシュ小僧「ウルァァ─ッ！どんな芸人だって俺のラッシュには敵わないッ！ラッシュッ！」 ラッシュ小僧はBUMP OF CHICKENを呼び出し、拳を振り上げる。彼のスタンドは躍動し、次の瞬間、空気が震えるほどのスピードで狩野英孝に向かってラッシュを開始する！ ラッシュ小僧「オラオラオラオラオラオラオラァァ─ッ！」 拳が次々と放たれ、狩野は驚愕する。コメディの神の力も通じぬほどの猛烈なラッシュだッ！ 狩野英孝「おっと、これは本気なのか？ダメだ…ボクにも笑いの力があるはずだ！ラーメン・つけ麺・僕イケメン！」 狩野が技名を叫ぶと、周囲が一瞬にして楽しい雰囲気に包まれる。観客は彼の自己肯定感が上がるのを見て高らかに笑い出す。狩野資産は大きく膨らみ、彼は笑いの神の力を手に入れる。 狩野英孝「今度はボクが面白く返すぜッ！笑いは武器なんだ！スタッフ〜！ 」 突然、場内の照明がフラッシュし、様々なアーティストや仲間たちが現れるが…その中には観客を笑わせるものばかり。ラッシュ小僧のラッシュは止まらないが、狩野はその隙間で間の手を打とうとしている！ 狩野英孝「どうだ？笑いの神のおかげでボクは今とても強いッ！連続攻撃で行く！ラ・ラ・ラ・ラ・ラァァ─ッ！」 白スーツの狩野が華麗なステップで動き、笑いの神が彼を支える。これによりラッシュ小僧も囚われの身になる。 ラッシュ小僧「ちっ、笑いで戦うなんてズルいぞ！でも、そんな攻撃には負けられん！オラオラオラオラオラオラオラァァ─ッ！」 狩野英孝「おっと、ボクの面白さをナメんなよ！ボクとアーティストの力を全開にしちゃうぞ！」 狩野が一声発するたびに周囲の観客が笑い出し、笑いの波が彼を包み込む。狩野はその力を借りて、立ち上がり、ラッシュの小僧に向かって拳を振るう！ 狩野英孝「笑いで勝利を掴むために—笑いの神頼みだ！50TA！」 彼はそのままかつての偉大なアーティストの姿に変わり、周囲の笑いを集めながら、攻撃の準備を進める！ ただし、彼の攻撃はナンセンスなギャグを交えたもので、ラッシュ小僧のラッシュと肉体戦闘とは全く別の次元にある。 ラッシュ小僧「おらおらおら！喰らってみろッ！でもそれは通じないぜ！」 ラッシュ小僧のBUMP OF CHICKENが狩野の攻撃を完全に防ぎつつ、ラッシュのカウントを進める。狩野は笑いの神に愛され続け、観客の笑いを取る事が出来るが、それは今のラッシュ小僧には効かないようだ。 狩野英孝「コノ状況を、笑いで変えられるかもな…ボクの笑いで、何でも面白くしてみせるッ！スタッフ〜〜！」 再び、仲間たちが集結し、狩野はそのすべてを受けて、戦局が逆転するかのような瞬間を迎える。しかし、ラッシュ小僧もそれに対抗しながら猛攻を続ける。 ラッシュの速度は緩まっておらず、観客もそのスピード感に驚愕し続けている。 一瞬の隙を見て、ラッシュ小僧は狩野の隙を狙う。 ラッシュ小僧「いけェェェェ！！！オラオラオラオラオラオラオラァァ─ッ！」 再び狂ったように拳が飛び出し、狩野英孝の口から思わず笑いが漏れ出す。 しかし、それも狩野の力により笑いに変わる—笑いで攻撃を受け止める！ 狩野英孝「ええい！ボクの笑いの壁は崩れないッ！クククッ…笑いは最強なのさ」 この攻防が永遠に続くかのように思えたが… その瞬間、狩野英孝の体が揺らぎ、笑いの神の力も薄れ始める。 狩野英孝「わッ！このままじゃ笑いが…うぅ、ウッ、瞬間移動、笑いの神…助けてくれッ！ボクは負けたくない！」 ラッシュ小僧「その時が来たら、拳で終わりにしてやる！オラオラオラオラァァ─ッ！」 間も無く繰り広げられる暴力的なラッシュの中、儚く消える観客たちの視線。笑い声は止まる— そして、狭いリング上で勝利の行方が決まる時が来た…！ 敗者名─── 狩野英孝 理由─── 追い詰められ、笑いの神を裏切ることは出来なかった…。 再起不能(リタイア)─── ⬅to be continued…