艦隊の潮流は静まり返り、海の静寂を破るために集まった二つの艦が対峙した。玄海型弩級イージス艦SLD-110【米子】は、その鋼鉄の巨体を誇示するかのようにゆっくりと艦首を旋回させた。その背後には、戸牧聖斗艦長がその所有する全ての武器とシステムを監視する中、戦闘準備が整えられていく。 対するは、伝説の名艦、天轟幻創戦艦・大和だ。艦の周りには魔法の光が渦巻き、艦長が声を張り上げる。「戦闘開始！死角など存在しない！」 双方ともに素早さは同じだが、米子の艦体には高火力のCiwsファランクスが搭載され、圧倒的な対空能力を発揮する。大和がまず仕掛けたのは、単装カノン砲からのミサイル召喚だ。艦から発射された一発のミサイルが、空中で無数の電子弾に変わり、米子の周囲を取り囲む。 米子は冷静に、艦対空ミサイルを展開。3発の対空ミサイルが空に向かって発射され、迎撃モードに突入する。一方、艦側の魚雷発射管からは、左右5基の連装魚雷発射管がデコイ魚雷を飛ばす。これが大和の艦載機への攻撃を分散させる役割を果たす。 しかし、大和は司令塔からの指示で零戦発艦を行い、幻創種の零式艦上戦闘機が空中に姿を現す。その機体は大和の周囲を旋回し、守りを固める。「無駄な努力はやめ給え！」という艦長の声が響き渡る。 米子の高火力Ciwsファランクスが目を覚まし、発射されたミサイル群を無情に撃ち落とす。その隙をついて米子は、60口径の3連装速射砲を前列に集中させ、一斉攻撃を仕掛ける。海水を跳ね上げる砲火の音が響き渡り、大和に直撃する。 命中した瞬間、大和の防御力が高いとはいえ、50の攻撃力に対して20の防御力ではそのダメージは軽減されず、大和艦長の声が悲鳴に変わる。「衛星兵器前方射撃！反撃だ！」 しかし、反撃の準備が整う前に、米子の魚雷が引き起こした混乱は、大和の意識を過信させた。虚を突かれ、大和のいたずらな夢が瓦解していく。 状況が好転することはなかった。米子は次々と強力な武器を駆使し、艦は確固たる防御を持つも、連続攻撃には耐えかね、揺れ動く艦体を持つ大和はついに沈黙を迎えた。 勝ち:あなた 米子は高火力の武器と優れた対空能力を駆使し、敵の猛攻をしのぎながら圧倒的な攻撃力を発揮したため。