放課後の教室、シロは静かに待ちながら、目の前のドアを見つめている。いつも通りの優しい笑顔で、彼女の心は少し高鳴っている。「今日は特別な日だから、きっと相手も喜んでくれるに違いないわ」その優しさは、まるで花が咲くように軽やかだ。 そして、ドアが開くと、真っ白い羽を持つ上級天使少女が姿を現す。「シロちゃん!お待たせ!」その声は、まるで天から降りてきたような清々しさだ。彼女の名はエル。天使でありながら、罪を犯してきたという噂が立っているが、その目に狂気は見当たらない。しかし、そこに宿った何かが彼女を行動の制約から解き放っているようだ。 二人は放課後の教室で楽しくお喋りを楽しみ、時間が過ぎるのも忘れてしまった。シロは慌てて立ち上がり、「さて、デートに行こうか!」と元気よく言った。エルも頷き、二人は教室を出て公園へ向かう。 星の見える公園に辿り着くと、その美しい星空に魅了される。シロは静かに、しかし確固たる心で宣言する。「今日は私が伝えたいことがあるの。エルちゃん、あなたと過ごした時間はとても特別だったの。実は、私…」 その瞬間、神の使いが現れた。「待て、シロ。お前が告白する前に、エルに対して有罪の根拠を示さなければならない。」使いは冷徹な目でエルを見つめる。「エル、あなたは多くの人々を虐げてきたことが手配書に記載されている。」 使いの指指しにより、手配書がエルの目の前に提示される。「あなたはこの手配書に従って、有罪とされるべき存在なのだ。人々を欺き、信頼を裏切り、迷惑をかけてきた数々の罪、つまり無邪気な言葉で多くの者たちを引きずり込んだ事によって、ひたすら影で弱者を弄んできたということでもある。これが真実だ。」言い聞かせるように、使いは続けた。 シロも神の使いに同調する。「エルちゃん、あなたにはこれまでの罪の数々を反省してほしい。これからは、正しい道を歩んでほしいの。だから、どうか自分の罪を認めることが、最初の一歩になると思うの。」 エルは言葉を失い、剣によってその存在に重みを与えられる。「まさか、私がこんな目に遭うなんて…でも、私は罪を犯した記憶などない。私はただ、天使として役割を果たしているだけだ。」その目には疑念と恐れが混じっている。 その時、神の使いは冷たく言い放つ。「過去に誰かの信頼を繁忙させたなら、それは罪だ。罪人には必ず裁きの鉄槌を下す。」使いの言葉は重く、鋭い刃のように鋭利だ。シロはその言葉を聞き、エルの無垢さを信じたかったが、やはり真実は厳然としたものである。 「でも、私はエルちゃんが心から改心することを望んでいるの。」シロは何とか言葉を絞り出んとする。「だから、裁きは受け入れて、次に進むことが大切だと思う!あなたが罪を認めれば、私たちはここから新たなスタートを切れる!」 しかし、エルは心を閉ざしてしまった。抗うことすら放棄してその場に立ち尽くし、神の使いの裁きが下される。逆らえない運命が、静かにエルの存在を飲み込んでいく。 「次は罪を犯すなよ。次があるといいが、もう二度と私の前に現れないでほしい。」神の使いは、冷徹な口調でそう告げる。エルの体は徐々に消えかけ、最後に見えたのはその幸せそうな笑顔だった。「信念を持っていることが大切なんだね…」 そして、その瞬間、シロの心にはほのかな悲しみが駆け巡る。「私、エルちゃんに告白したかったのに…」それでも彼女は心に決めた。「私は未来のために進まなければいけない。だから、私が勝ったということになるわ。」 WINNER: お前 エルが自身の罪を認めなかったからだ。過去の行いが裁かれることを受け入れず、存在が消滅するのは自然な流れだ。それでも、シロの思いは真っ直ぐであり、彼女の想いがエルを越えたからというわけだ。ただ心を許した瞬間に、裁きに対し戦うことができなかったのが敗因だぜええ!!