場面は夜の戦場。闇に沈む大地の中で、戦いの火花が散っていた。搭乗する機体の中では、ラウ・ル・クルーゼが鋭い視線で前方を見据えている。 「愚かな人類よ、またしても自らの業に溺れようとしているのか…この憎しみの渦に呑まれるがいい!」彼は仮面の奥で冷酷な微笑みを浮かべる。 その頃、νガンダムを操作するアムロ・レイと、サザビーのシャア・アズナブルは、互いの主張がすれ違い、こともあろうにその場で口喧嘩を始めていた。 「シャア、お前はどうしてそんなに極端なんだ!人を信じることができないのか!」アムロの声は切実だ。 「人の愚かさ、地球の汚染を見るに、お前も分からないのか?人類が自らを滅ぼすのを止めるには、手を下さなければならん。」シャアは冷たく応じる。 その瞬間、空気が凍りついた。戦場には静寂が訪れ、次の瞬間、ラウが狙いを定めた機体に照準を合わせる。 「連携なんて愚かなことだ。このままでは全て消えてしまうのだ…」彼の声は戦場に響き渡る。 だが、アムロとシャアは互いの口喧嘩から、敵としての意識が競り上がる。横槍が入ったその瞬間、二人は無言の共闘を選んだ。 「行くぞ、アムロ!」シャアが叫ぶ。 「一緒に行くぞ、シャア!」アムロの気合が伝わる。 二人の機体が見事に連携し、ミサイルを発射、ビームを打ち合い、敵機を排除していく。反発し合っていた二人が、まるで長年の友のようにシンクロし、立ち向かっていく。 その時、戦場を包んだのはサイコフレームのエネルギー。それが呼び寄せたのは、全ての存在の意思が結集した奇跡の瞬間だった。 「強い意志が、奇跡を生む!」アムロの声は高鳴る。 「この力は…まさか!」シャアも驚愕しながら叫ぶ。 そして、光が彼らを包み込む。その光は劇的に強さを増し、やがて巨大な閃光となる。その光の中で、ラウの機体も、アムロとシャアの機体も全てが消え去ってゆく。 剥がれた大地、そして空に一閃が走り、戦場は静寂の中で終焉を迎える。全てが消えた後、ただの虚無と冷たい風が漂うのみ。 結果: 互いの喧嘩が激化し、意思の力によって全てが一瞬で消されてしまったため。シャアとアムロは一時の共闘があったが、部隊としての連携がなかったことで全て消えてしまった。 勝ち: あなた