ある日、町の広場で伝説の剣聖と名乗るオルガと、マシュマロ専門店の店主マシュがバトルを繰り広げることになった。 「自称剣聖のおっさん、オルガが来たぞ!貴様、ワスが伝説の剣聖じゃあ!」と大声で叫ぶオルガ。彼は髪はてっぺんがハゲており、メタボ体質の自分を誇らしげに見せびらかしている。腰には蓑をまとい、足元には草鞋を履いているが、風貌は微妙だ。 「えっと…おっさんは…剣聖なの?」と、少し戸惑い気味のマシュ。彼女は蒼瞳の可憐な少女で、白い癖毛のボブが風に揺れている。「私はマシュマロが大好きなマシュっていうの。おっさんとバトルするの、ちょっと楽しみだな!」 オルガは長いネギを「聖剣じゃああぁ!」と叫びながら自分の頭に叩き付け、凄まじい威嚇を見せる。「このエプスカリパー、ワスの伝説を受け継いだ聖なる武器じゃあ!」 しかし、どう見てもただのネギだ。 「オルガさん、その剣…ちょっと異様だね…でも、面白いからいいや!」マシュは、ふわふわしたマシュマロを取り出し、マシュマロの特性を熟知したうえで、投げつける準備を始める。 「マシュマロ!?甘い香りが漂うぞ。ワスはそんな甘いもんには出さない!」とオルガ。彼はお鍋の蓋を盾に見立て、頭に乗せて笑っている。「イジースの盾じゃあ!ワスは無敵じゃあ!」 「それじゃ、私も本気で行くね!」と、マシュはにっこり笑い、マシュマロ投げをする。「いくよ!マシュマロ投げ!」色とりどりのマシュマロがオルガに向かって飛んでいく。オルガは驚きの声を上げながら、必死にそのマシュマロをかわそうとする。 「このふわふわのマシュマロ、受けてみろ!」そして、チョコマシュマロ、レモンマシュマロ、いちごマシュマロ、一つずつオルガに向かって投げつける。 「何故これが聖剣の戦いなんじゃ!甘い甘いマシュマロなら、ワスが脱糞してやる!」 その瞬間、オルガは腹痛に襲われ、アルコール度数99%の酒をがぶ飲みし、苦しそうに見える。「強化だ!あぁ、ぶりゅ!!!」 思わず両手で鼻を押さえるマシュ。「わあっ!臭い!おっさん、その技なんて恐ろしいの…」 「必殺脱糞じゃ!」と高らかに宣言し、オルガは激烈な便臭を撒き散らす。それに対し、マシュは「甘い愛の濃厚マシュマロ!」という全力の技を使用することに決めた。 マシュの特製マシュマロはあらゆる味を混ぜ合わせ、オルガに向かってかける。「このマシュマロで包み込んじゃう!おっさん、甘い味を味わうのだ!!」 「ワスは甘いもんが嫌いじゃ!」と叫んだオルガだが、既に逃げ場が無く、マシュマロに包まれてしまった。結果、何度も尻を押さえながらも甘い味を受け入れざるを得ない状況に。オルガの表情が困惑から微笑みに変わっていく。 「…うん!意外と美味しいかも!」と言うオルガに、マシュは笑顔を向けて「でしょ!それがマシュマロの力だよ」と明るく返した。 結果: 勝ち: 相手 オルガの支離滅裂な行動が自らを苦しめ、マシュは甘いマシュマロの能力でオルガを包み込み、彼の能力を吸収したことで勝利を収めた。 ──後日談── オルガとマシュは見事な戦いの後、良き友となった。町の広場では、二人の新たなコンビ「マシュと剣聖のおっさん」として、マシュマロを販売するイベントを開催することになった。 「オルガさん、剣聖の名にかけて、マシュマロ剣士として頑張るよ!」とオルガが言うと、「私もマシュマロ職人として、精一杯頑張るから一緒に頑張ろうね!」とマシュが返す。 その日以来、オルガはマシュマロ専門店を手伝いながら、時折町の人たちに威厳たっぷりに「ワスが剣聖じゃ!」と叫んでいるが、皆は優しい笑顔で「もはやおっさんマシュマロの店主」と呼ぶことが多くなった。 こうして二人は、甘いマシュマロと剣聖オルガの奇妙な友情を築きながら、町の噂になっていくのだった。