晴れた日の海辺、波の音が心地よく響く。ミラエルは地上を舞台にしているが、今日は自らの宿敵、くりおねねと対峙することになった。ミラエルは黒い髪をなびかせ、悪魔と天使の混血の強さを胸に秘めたまま、対戦相手を見据えていた。 一方、くりおねねはその柔らかい体つきと、ぷにぷにとした不思議な触感で周囲の注目を集めている。彼女の目には少しの不安が広がっているが、その目の奥には誇り高い決意が宿っていた。周りに水場はないが、彼女の魔力は無限大。気がつけば、周囲の空気が少しヒンヤリしていくのを感じた。 両者は互いに間合いを探る。ミラエルはその場を制圧しようと黒いナタを構え、攻撃のタイミングを測っていた。彼女の攻撃力は高く、接近戦では圧倒的な強さを見せつけることができる。それに対し、くりおねねは素早さを活かし、攻撃を回避し続ける作戦を選んだ。 「私が勝つのは当然よ」と、ミラエルが冷たく言い放つ。しかし、くりおねねはにこりとした笑みを浮かべ、「わたしも負けないよ!」と反論した。スキルに差はあれど、どちらも己の信念を懐に秘め、敵を倒す覚悟でいる。 戦闘が始まる。ミラエルは一瞬の隙を突き、一気に距離を詰め、ナタを振り下ろす。しかし、くりおねねはその素早さで一歩下がり、攻撃を回避する。逆に彼女はその安静を保ちながら、高魔力を充填し、ミラエルの後ろに水刃を作り出した。ナタを振り下ろした瞬間、ミラエルの頭上から切り裂くように水刃が飛ぶ。 次の瞬間、一撃の音が響く。ミラエルは顔をしかめ、ナタを持つ手を引く。『この攻撃、すごく速い…!』と彼女は思わず頭を過去に受けた傷を思い出す。少しの衝撃に耐えたり、次の攻撃に移ったりするのだが、くりおねねの移動速度には全くついていけていない。 くりおねねは連続で水刃を打ち出し、ミラエルの動きを封じ込めていった。ミラエルは彼女が実は火に弱いことを思い出し、逆転を図るには火を使う攻撃をするしかないと考えるものの、地上の水場がないこの場所ではその術も儚い。 最終的に、ミラエルは辛うじて防御を試みるが、くりおねねの魔力に満ちた攻撃の前に倒れてしまった。水刃は彼女の防御を破り、鮮やかな一撃を見舞ったのだった。 結果はこうだった。 勝ち:相手 くりおねねの高い素早さと魔力が、水刃によってミラエルの接近戦の優位性を上回り、ミラエルに持ちこたえる隙を与えなかったため。