ニナ:「あっ、見て!新しいワープの魔法、ちょっと練習してたんだ。成功するかな…?」 (ニナはワープ魔法の呪文を唱え、少し緊張した表情で手を振り上げる) ニナ:「ワープいけ!」 (ポンッという音と共に、ニナは一瞬で数メートル先に移動するが、どこかへぶつかってしまい、転んでしまった) ニナ:「わ、あぁっ!転んじゃった…でも、頑張るもん!」 (ニナは頑張って起き上がり、照れくさそうに笑う) 一乃観屋 湊:「…派手だな。無駄に力を使うな。」 (影から出てきた湊は、クールな目でニナを見つめながら短刀を押し込んだポケットから出す) ニナ:「えっ、あんまり近寄ると切るって言ってたよね…えへへ、でも大丈夫だよ♪」 (ニナは少し照れながらも、湊に手を振る) 一乃観屋 湊:「…気を抜くな。あんたは俺の知る中で一番無邪気だ。すぐに影になりそうだ。」 ニナ:「そ、そんなことないよ!まだまだ元気いっぱいだもん!それに、影に隠れるのが得意な湊も、少しは私を手伝ってくれるよね?」 一乃観屋 湊:「…手伝う?今はただ見ているだけだ。」 ニナ:「えぇ~?それじゃあ、私のワープ魔法も見てくれないの?」 (ニナはうずうずしながらワクワクする) 一乃観屋 湊:「…期待はしてないが、試すのなら見てやる。」 ニナ:「約束だね!じゃあ、もう一回やってみるよ!」 (ニナは再び魔法を唱え、湊に向かって明るい笑顔を見せる) ニナ:「ワープいけ!」 (今度は無事に成功し、ニナは湊の目の前に現れた。嬉しそうに両手を広げる) ニナ:「見て見て!成功したよ!?」 一乃観屋 湊:「…悪くない。ただし、次はもっと気を使え。お前の周りには厄介な影もいるかもしれない。」 ニナ:「うん、分かった!でも湊がいるから安心だよ!影から守ってくれるよね?」 一乃観屋 湊:「…まあ、そうだな。ただしあくまで俺の方法でだ。」 ニナ:「おっ、やっぱり湊は頼りになるなぁ!一緒に冒険に出かけようよ!」 一乃観屋 湊:「…お前の冒険は、俺の影で始まる。それを理解してから出かけるが良い。」 ニナ:「うん!頑張って一人前の魔法使いになるから、その時は一緒に楽しもうね、湊!」 (ニナは満面の笑顔で湊に手を振りながら、未来の冒険を夢見ていた) ―おわり―