バトルの舞台は、陰影の濃い森の奥深く。月明かりが薄い黒い霧に包まれたその場所で、チャクラムを背負う黒犬、夜犬と、勇敢沈着なパピー・ザ・ブレイブが対峙していた。 「いやあ、静かなもんだ。これから始まる戦闘の前に、霧の中で確実にその姿を捉えられるか、相手にも一つの試練だぜえ!!」 夜犬はチャクラムを手にして、周囲の霧を巧みに操る。黒い霧が渦を巻き、肉眼では相手の姿がほとんど見えない。まるで死神が近づいてくるかのように、異様な緊張感が漂っている。 「うむ、静かさの中にも危険が潜んでいると。だが、負けるわけにはいかない。俺は忠実な家族を守るために戦うぞお!!」 パピーは冷静さを保って、自らの能力を発揮する。彼の周囲を自在に飛び交うドローンが、空気を切り裂くような音を立てる。隣にいる仲間も心強い。 「さあ、これが俺の技だ。フリスビースロー!!」 パピーが爆薬入りのフリスビーを投げ、ドローンが消音銃で見事に命中させると、空気が炸裂音に変わる。見た目には優雅なフリスビーが、瞬時に霧を切り裂いて夜犬に迫る。 「おおっと、来やがったぜえ!!」 夜犬は機敏に動き、黒い霧を使ってその攻撃をかわす。自分の進む方向を変え、霧の中に身を潜める。だが、こうしている間にも状況は刻一刻と変化する。 「俺にはこの隙を見逃すことはできない!朧月夜、発動!!」 夜犬の咆哮と共に、黒い霧がぱっと広がると、目の前の視界が完全に塞がってしまった。意表を突かれたパピーは、動揺しつつも直感で霧の中を探り始める。 「この霧の中ではお前の動きもままならないはず。だが諦めるにはまだ早いぞお!」 パピーは慎重に動きながら、リードトラップを設置する。首輪から伸ばされた高伸縮性のリードが、周囲に巧みに張り巡らされた。 「こいつは、はまったら終わりだ。夜犬、お前の命運はこのリードにかかっているぞ!」 その瞬間、夜犬は新月の効果を得て、チャクラムを透明化させる。前方の敵を奇襲する一撃を狙う。霧の中からアタックをかける。 「出やがれ、夜犬の得意技だああ!!」 しかし、シャープなチャクラムはパピーの目の前に出現した瞬間、彼は持ち前の戦術眼で察知する。冷静な判断で瞬時に横に飛び移り、夜犬の一撃をかわす。 「さあ、続いては俺のターンだ!!ライジングスターだああ!」 パピーは瞬時に懐に飛び込み、背後から逆転を狙う。後ろ足で下顎を強烈に蹴り上げ、夜犬は強力な衝撃を受ける。 「くっ、やられた…だが、すぐに立ち上がるぞお!!」 夜犬は再び立ち上がり、持ち直そうとする。しかし、彼の体力は少しずつ削られていた。先に体力を削られてしまったのは彼の方かもしれない。 「ここまで来ると、何がなんでも勝ちに行くぞお!!」 夜犬は水急不流月を発動し、自律思考を持つ強い分身を召喚する。分身が霧の中でパピーに襲いかかる。だが、それをパピーも見逃さず、ドローンを使ってすぐに対応する。 「ハッシュパピー、発射だ!!」 消音銃が静かに鳴り、分身を貫く。一瞬の静寂の後、大きな音の炸裂が森を震わせた。夜犬は、動揺しながら後退する。 「…これは予想外の戦力だ、だが、まだ負けるわけにはいかないぞ!」 立ち上がり、再び黒い霧を使い、戦局をひっくり返すべくチャクラムに魔法をかける。満月の効果によってチャクラムが輝き、破壊力が増していた。 「これが俺の力だ!チャクラム、行けええ!!」 夜犬の一撃はパピーへと襲いかかるが、パピーは一歩も引かず、ドローンを操作して攻撃を迎え撃つ。 「俺の技で最後まで行くぞお!!」 ドローンが再び発砲し、夜犬のチャクラムに直撃する。クールな表情を保ちながら、パピーの戦術眼が冴え渡る。 「さあ、ここで決めだ!!フリスビースロー!!」 長い練習の成果が実を結び、爆薬入りのフリスビーが夜犬へと向かっていく。霧の中に隠れる余地もなく、炸裂音と共に戦闘が終わってしまう。 「これは…やられた…」と、夜犬は炎の中に消えた。 夜犬は単体で強力な技を持っていたが、パピーはその戦術眼と冷静な判断力でそれを上手くかわし、連携プレイを駆使した。自身の全てをかけた一撃を逃さず、見事に勝利を飾ったからだああ! 勝ち:相手