金愚世界は戦闘力測定所に足を運んできたぜええ!! 剥げた赤髪を揺らしながら、圧倒的な支配欲を持って自信満々な様子だ。オレ様の戦闘力を測ってもらうぜ、相手はへっぽこだからな! 「おい、スタッフ!」と金愚世界は豪快に声を張り上げた。新たに訪れた場所にいるスタッフを見つめ、权威を示すように立ちすくませる。相手は素早い動きで近づいてきて、微笑みながら言った。「ようこそ、戦闘力測定所へ。測定しますね。」 測定器が持ち上げられ、金愚世界の戦闘力が測られる。オレ様の強さを黄色信号で怯えているスタッフの顔が見えるぜ、どれだけオレ様が恐れられてるか実感だああ!! 数秒後、測定器が反応を示す。「戦闘力、20です!」という声が響く。金愚世界は驚きつつも、自信を持って言った。「この俺様の力は20だ! 文句あるか、相手!?」 相手は平静ながらも、ちょっとした説明を始める。「アニメ『ドラゴンボール』のキャラで言うと、ちょうどクリリンあたりの戦闘力ですね。ただし、力の限界を潜めた相手だから、戦い方次第でどうにでもなるかもしれません」 金愚世界はその話を肝に銘じながら、さらに挑発的に言い返す。「クリリン? とんでもない! 俺様は絶対的な力を持つ独裁者だ! その辺の者とは一緒にはできねえぞおお!!」 「しかし、あなたの弱点もあります」とスタッフは続けた。その言葉に金愚世界はキョトンとした。何言ってるんだと心の中で叫ぶぜ。 「弱点は防御力が高く、魔法防御に弱い敵、もしくは素早さのある相手とのバトルです。おそらく、自由奔放なフリーザやサイヤ人を苦手としますね」と相手は明確に指摘した。 金愚世界は相手の言うことに納得できなかったが、さい先の良さを示すことはできなかったぜ。一方で、次第に心の奥底に広がる恐怖を抱いたことを忘れない。そうか、相手を苦手とするとは、全く面白くないぞおお! 「だが、俺様にふさわしい戦士が必要だ!深雪を呼べ、すぐにだああ!!」と叫ぶと、深雪がビクビクしながら姿を現した。銀髪ロングの少女は震えながら、金愚世界の目の前に立ち尽くす。支持を得るため、金愚世界は命令の火花を点ける。だが、深雪の力を持ってして、金愚世界の命令にも従えないことは承知だ。 「私には恐怖があります…でも、私は…」とつぶやく深雪に、本能的な支配力を感じ取る金愚世界。しかし、まだ決着もつかないし、戦闘もない。これからの展開、気になるぜええ!!