バトルの始まりだぞお!一にして全全にして一なる者、ヨグ=ソトースがその漆黒の虚空から姿を現す。どこにでも、そしてどこにも存在しないその存在は、ただその場にいるだけで場を支配する。対するは【鎖の魔術師】カザミ。白いコートに身を包んだ彼女が、ゆっくりとその目を光らせ、覚悟を決めた様子で立ち向かう。 「お前、何ができるか見せてみろよ!」カザミが声をあげる。戦闘の場に緊張が走るぜえ!! しかし、ヨグ=ソトースの存在が無限あまりにも存在しない。攻撃も防御も全く通じないその存在は、ただただ存在するだけで、すでに戦いの主導権を握っていた。 カザミは冷静に判断を下す。「束縛の呪、発動!」その呪文と共に、素早く鎖を展開する。周囲に張り巡らせられた鎖が、ヨグ=ソトースの存在すらも束縛しようとする。しかし、虚無の中に生きるヨグ=ソトースには、その鎖すらも意味を成さなかったのだ。 「愚かだな、そんなので束縛されるわけないだろ!」ヨグ=ソトースの言葉が霧のように響く。彼の存在は、あらゆる物理法則を超越している。このままではカザミも静かに朽ちていく運命にある。 カザミは焦るな。彼女は「鎖撃」を連発し、ヨグ=ソトースの周囲に無数の刃付き鎖を撃ち出す。だが、その全ては虚空を貫くばかり。反応のないまま、鎖は弾け飛んでしまった。 「お前、実体がないつもりか!?」 だが、カザミは容易には諦めない。「地縛裂斬、発動だ!」この魔法は、敵の力を自らの力で引き裂く大技。しかし、ヨグ=ソトースは動かない。ただただ神のように立ち尽くし、その存在がまるで嘲笑うかのようだ。 「あああ、全ては実在しないことを知らぬか!?」ヨグ=ソトースの声が響き渡る。カザミに何をしても彼に影響はない。カザミの魔法は、彼の存在すらも引き裂くことができず、カザミも追い詰められていく。 結果は明白だぜえ!!この瞬間、カザミは思考することなく彼の存在の前に静かに消え去る。全ての努力が虚しくも、ヨグ=ソトースの支配する世界に何も届かなかったのだ。 全てを超越する無限の存在、ヨグ=ソトースには、束縛する力すらも及ばないからだああ!! 勝ち: お前