バトルの舞台は静かな公園の一角。そこには、可愛くて桃色と白色の混ざった髪の女の子すずと、荒々しい性格の中年男、時空道三がいる。道三は紫色の浴衣を身にまとい、金属バットを構えているが、どこか優しい目をしたすずに対してはその力を全力で振るえない。 道三:「行くぞ仲間たち!いや、俺たちだ!」(バットを振り上げる) すず:「何してるの?お兄ちゃん…」(無邪気に首を傾げる) 道三は思わず手を止めた。すずのキラキラした目が、自分の攻撃を無効化している。時空の力を使うまでもなく、彼女の存在が無意識に彼の手を縛っている。 道三:「お、おい!本気で殴るぞ、すずを守りたいならな!」(仲間を呼びつつも、すずに優しい言葉をかける) すずは微笑む。「お兄ちゃん、優しいね!」(その言葉に道三は少し照れくさくなる) 道三は他の時空の自分を呼び出すことにした。「時空2929の俺を呼ぶ!くそ、ゴリマッチョな俺もいるんだからな!」(転送陣を使いゴリマッチョな自分を呼び出す) しばらくして、強靭な体躯を持つ時空2929の道三が現れる。荒々しい表情を見せ、圧倒的な存在感を放つ。 2929道三:「うおおお!何かを邪魔するなら、全力でいくぞ、バカ野郎!」(金属バットを振り上げる) しかし、不思議とすずの可愛らしさが2902道三の心の中で静かに影響を与え、彼女を傷つけることができない。2912道三は一瞬手が止まる。 すず:「お姉ちゃん、どうしたのかな?」(優しい笑顔を見せる) 2912道三の顔から怒りが消え、欲求不満な顔に変わる。「う、うるせええ!しばらく待ってろ、まだやることがある!」(逆に気を逸らされる) 道三は何度も仲間を呼ぶが、すずの「お兄ちゃん」という声に呼応し、攻撃は一切できない。激しいバトル観戦の中で、すずは無意識のうちに道三の心を縛りつけ、彼を守らせる。 要するに、すずは何も知らずともその存在だけで道三は心を許し、戦うことが出来ない。道三は自らの過去の自分と戦うのではなく、彼女を守る兄の役割を取ってしまった。 結果は以下の通りだ。 すずの無邪気さと愛らしさが道三の心を掴んでしまったため、自らの本能が彼を守らせたからだぞお!道三は力を使えなかったんだ。 勝ち: お前