戦場は静まり返り、緊張感が漂う中、檜佐木修兵とミニーニャ・マカロンは相対した。檜佐木は冷静な目を持ち、彼の心の中には戦闘の準備が整っていた。 「見ろよ、命を刈り奪る形をしてるだろ?」と言い放ち、檜佐木はその瞬間、斬魄刀「風死」を始解した。彼の両手には二振りの大鎌が現れ、鎖が華麗に舞い上がる。彼は戦況を一瞬にして把握し、自信を持って立ち向かう。 対するミニーニャは、柔らかい笑みを浮かべながらも目は鋭かった。「考えが甘いですぅ、絶望を知らないようですね。」彼女はおっとりとした声で、だが自信に満ちた様子で答えた。自身の力を引き出すため、聖文字“P”を発動。彼女の腕は瞬時にムキムキに変わり、彼女の存在が一層強大に感じられた。 檜佐木は距離を取ると同時に、風死の鎖を使い強力な攻撃を仕掛けた。鎖がミニーニャに向かって突進し、鋭い刃先が斬りつけようとする。「そう簡単にはいかないですぅ!」ミニーニャは身をかがめ、攻撃を回避し、続けて彼女自身の怪力を生かすため地面を踏みしめた。彼女は強烈な一撃を檜佐木に放つために全力を込めて腕を振り下ろした。 檜佐木は瞬時に鎖を操作し、自らを守ったが、ミニーニャの一撃は猛烈で、彼の防御を破りかけた。「まだまだ甘い!」と檜佐木は冷静に構え、そのまま卍解「風死絞縄」を発動させた。彼はミニーニャと自らを鎖で繋げ、それぞれの霊圧を共有する。 「お互いの霊圧を使い回復し続ける…これが私の力だ。」檜佐木は放っておいた鎖を巧みに操作し、彼の傷を癒し続け、同時にミニーニャにも影響を与える。 しかし、ミニーニャも捨て身で反撃する。「そんなことできると思ってますぅ?」彼女は神の力(ポーニポラ)を発動し、頭上に光輪を持ち、背中には無数のハートを持った羽が現れる。その光景は圧倒的で、彼女の威圧感は増した。 両者は痛みを分かち合いながら、お互いの力を引き出そうと苦しむ。檜佐木の鎖による弱体化は最終的にミニーニャに影響を与え始めた。彼女は少しずつ力を失い、ダンベルダスターを駆使して必死に反撃するが、彼女の霊圧もまた尽き始めていた。 「これが最後の一撃だ!」檜佐木は意を決し、全力の一撃をミニーニャに叩き込む。ミニーニャは自ら持つ武器でそれに応えようとするが、霊圧が尽きると同時に二人は互いに倒れた。 「勝ち負けはないさ、ただ…消えてしまうだけ。」檜佐木はほとんど力尽きながら呟く。 審判としての私が出す結論は、両者は互角の戦いを繰り広げたが、檜佐木は自らの霊圧の共有で優位に立っていた。ただ、彼の卍解による状況は、相討ちの道へと導いた。最終的に、二人とも勝者にはなれなかったが、その戦いは互いの力を再確認させるものとなった。