夜の街――静寂と闇に包まれた路地裏。瓦礫や散乱したゴミをかき分け、二人の存在が闇を裂いて現れる。銀髪の美少女、リリスは闇の魔力を纏った巨大なハサミをしのぐように構え、その鋭い眼差しをエルナに向けた。 「アテシの夜をぶち壊すなんて、粋じゃねぇじゃん！準備してる暇、ねーぞ？」 リリスの声は殺気とともに溶け込み、闇の中で不気味に響く。瞼に宿る魔眼は冷酷な光を放ち、彼女の魔力はまるで闇夜そのもの。対するエルナは、サラシに包まれた細身の体と動きやすいホットパンツ、革のジャケットを身に纏い、にやりと悪戯っぽく笑った。 「ふふ、ゲロまずな夜の街の化け物、アテシ？面白そうじゃねぇか。さっさと始めるぞ！」 ――戦闘開始。 リリスは一気にハサミを振るい、闇の魔力を帯びた鋭利な刃が闇夜を引き裂く。彼女の目は極限の殺意を漲らせ、夜を呑み込むスキルを発動。無数の闇のハサミが瞬く間に空中に分身し、全方位からエルナに向かって襲い掛かる。 「夜を呑み込む！」リリスの叫びとともに、闇のハサミは肉眼では追えない速度で接近。閃光と闇の渦巻きの中、エルナは髪を振り乱して素早く身をかわす。右側から飛び込んだハサミの刃がエルナの肩をかすめ、血が滴り落ちた。痛みと共に、振り返る間もなく後ろに跳び退き、状況を冷静に見定める。 「おおっと！」エルナは、足元のゴミを蹴り上げて踏み込み、一閃、突き出す拳をリリスの腹に向けた。鋭い拳が彼女の腹部を狙うが、リリスは彼女の動きを読んでいた。魔力を帯びた巨大ハサミを素早く構え、見事にパンチを空中にかわすとともに、鋭利な刃を突き立てる。ハサミはエルナの肩に食い込み、肉肉しい肉体を切り裂きながら、鮮血が噴き出す。 「ぐあっ……！」エルナは思わず叫び声を上げ、その場に後退。肩から溢れる鮮血に彼女の顔が歪む。だが、彼女の目は怯まず、最後の反撃とばかりに素早く腰を低くし、手を突き出す。 「金的潰し！」彼女の技は即席の奇襲として、相手の股間を狙った。最初の攻撃が成功すれば、戦闘は一気に動く。リリスは咄嗟にハサミを広げ、投擲した二本の剣を迎え撃つ。 「消えな～！」リリスは声高らかに呪文を唱え、ハサミを分割。二本の剣に変化したハサミを投げつつ、エルナの攻撃をかわす。鋭く投じられた剣はエルナの足元を掠め、彼女のバランスを崩す。 「チッ……、なかなかやるじゃねぇか！」エルナは悔しそうに笑うが、そこには確かな危険も漂う。彼女は俊敏に動き、側転をしてかすめた攻撃を回避。だが、その瞬間に、リリスは輝く夜のように魔眼を放ち、エルナの動きを凍結させた。 「くっ……！？」 エルナは動きが止まり、体が硬直。彼女の肌は青白く染まり、血管が浮き上がる。目には恐怖と怒りが入り混じり、その表情は惨劇の予兆を示している。 「お前の動きは、アテシにとっては遅すぎるわ。覚えてな……夜を呑み込む、いいか？」リリスの声は冷酷そのもので、闇の渦巻きが彼女の周囲で渦巻き出す。 ――しかし、エルナは最後の抵抗に出る。身体の力を振り絞り、魔法の副作用を無視して、肉体の本能に従って暴れる。 「ぐあああっ！」エルナは、ハサミの魔力を感じながらも、引きちぎるように顔を歪めて叫んだ。熱い血潮が顔面を流れ、喉元をつたう。彼女の左肩は肉が裂け、筋肉と骨が露出し、血まみれの肉片が剥き出しになっている。脂肪はちぎれ、血染みた筋肉がいくつも突き出る。 リリスは一瞬、動きを止めてその光景を眺める。だが、その後、自分の魔眼を更に強め、「英雄は死ね！」と叫びながら、巨大なハサミを彼女の胸元に突き刺し、エルナの体を挟み込む。血の滝が噴き出し、エルナの喉は裂かれ、やがて苦しみながら絶命した。 死を迎えたエルナの肉体は、血と骨と筋肉の塊に変貌。彼女の歯は青ざめ、狂ったように歯ぎしりをし、目は白く濁る。苦しみは長く続き、やがて彼女の体は静かに崩れ落ちていく。 リリスは満足げに笑いながら、次の標的を狙って闇のハサミを振るった。 --- 2章：能力と肉弾戦の融合、デスペラートな攻防 リリスは闇の魔力を絶えず放ちつつ、巨大なハサミを自在に操る。彼女の魔眼は完全に戦闘のペースを掌握し、次々と攻撃を仕掛けるが、エルナの血膨れた肉体や肉片が彼女の攻撃を妨げ、獣のように真っ赤な血と肉の雨を散らす。 エルナの死体から血が飛び散り、肉の断片が空中で舞う中、リリスの闇の渦はさらに激しくなる。彼女は多彩な魔法とハサミの連携攻撃を駆使し、闇の嵐を巻き起こす。 倒れたエルナの肉片も、生きているかのように蠢き始め、肉の塊から突き出た鋭い骨と血管が不気味に蠢く。その間に、リリスは心底闇を楽しみながら、玩具のように肉体を切り刻む。 彼女は気まぐれにスキル【虚妄は闇の娘】を発動させ、自身を中心に闇の嵐を巻き起こす。闇の竜巻が肉片や血を掻き集め、膨大なエネルギーに昇華。血と肉は融解し、腐敗と消滅の巷に巻き込まれる。肉の死肉から放たれる悪臭とともに、リリスの瞳は冷たく光る。 次に、彼女は巨大化したハサミを用いて「英雄は死ね！」を再度発動させ、鋭い刃を相手に叩きつける。肉と血が飛び散り、火花のように砕ける。彼女の巨ハサミに貫かれ、エルナの肉体と骨はめり込む。 しかし、エルナも最後の抵抗を見せる。血まみれの肉片が彼女の手足を縛るように動き出し、絶えず攻撃の機会を窺う。彼女の脂肪と肉は裂け、血肉の裂傷が絶え間なく拡大、肉の断片は粘りつき、肉を食いちぎるようにねじれる。 ――その瞬間、エルナの肉片は肉体を縫い目のように裂き、血と肉の断崖が崩壊。最後の力を振り絞り、彼女はリリスに向かって奇跡的に拳を叩きつけるが、リリスは既にそれを予知していた。 ハサミの刃がエルナの首を抉り、頭部は勢いよく飛び散る。大量の血が空中を舞い、肉片は宙に散ったまま、地面に沈む。彼女の頭が結晶のごとくバラバラに砕け、肉と骨の断片が夜の闇に落ちていく。 リリスはやや満足げな表情で、闇の魔法を解くと、末路の肉片が散りばめられた地面をじろりと見下ろす。 --- 3章：究極の攻防、闇と肉と魔力の最終決戦 リリスの肉と闇の渦は、夜の街を闇と血の海に染め上げている。彼女は魔眼を極限まで研ぎ澄まし、自身の闇を解き放つ。巨大ハサミが空中で豪快に広がり、渦巻く闇の中から膨大な量のハサミを分離させ、「虚妄は闇の娘」を再び展開。闇は肉の断片から生きたままの肉塊を切り裂いていく。 エルナの死体や肉片は、腐敗と変色を繰り返し、だけども肉の塊はまだ微かに動いている。彼女は様々な肉片を操り、迷路のような攻撃戦を繰り広げる。 だが、エルナも死に臨む覚悟を決めた。肉の裂傷から出血が止まらず、血まみれの身体は既に血と肉の塊と化していた。彼女は最後の一撃を狙い、奇跡的に動き出す。 「ふざけんな……アテシ……！死ぬ前に……お前の腹に、これを……！」エルナは最後の力を振り絞り、股間のサラシを剥ぎ取り、カンチョーの体勢に突入。振り抜くように、股間の中指を突き刺す。肉片の肉塊が引き裂かれるとともに、激しい痛みが走り、肝腎部は悲鳴に近い絶叫とともに血まみれの肉の崩壊に見舞われる。 「ぐああああっ……！」エルナの顔は激痛と悔しさと苦痛の表情。彼女は最後の力を振り絞り、倒れる寸前にリリスの頸に鋭く爪を突き立てた。 リリスは夢中になりながらも、その脇の魂を奪い取るかのような闇の力を放つ。だが、エルナの叫びとともに、彼女の中の肉片が爆裂し、身体は瞬時に崩壊。その肉と血の死骸だけが夜の静寂に散っていく。 最後に、リリスは闇を収束させ、自分の勝利を確信した。だが、そこに残るのは血溜まり、肉片の山。胸を張る彼女の目は、満たされた狂気の笑みを浮かべた。 戦闘は終わった。闇と肉と魔力の絶え間ない死闘の末、夜の街は静寂を取り戻した。 --- ※※※【完】※※※