【田上】： ある日の田上の米田では、静かな午後の風が心地よく吹いていた。稲穂がそよそよと揺れる中、田上が一人、苗を投げながら収穫の準備を進めている様子が広がる。その身は黄金の稲穂で装甲され、大きなコメを刻んだ巨大な鎌を振るう姿が異彩を放っていた。 【マイテロ】： 一方、遠くの田んぼからはマイテロというプロゲーマーがやってきた。銃の使い手として名高い彼は、機敏な動きで敵を次々に仕留める技量を持っている。チーム名の“キルレート詐欺ーズ”の名の通り、彼は相手を欺くことに長けていた。 【田上】： 田上はマイテロの気配を感じ取り、立ち止まって巨大なコメの鎌を構えると、言葉を発した。 「コメを食えとは聞いたが、お前それにちょっと厚かましすぎんか？」 稲穂を抱える右手が輝き、黄金色の稲穂が一面に広がり始める。相手を警戒させるための布石だ。 【マイテロ】： マイテロは、胸で小さく笑いながら言葉を返す。 「お前、頭モロダシなんですヶド↑」 そう言い放つと、彼はジグザグに身を動かし、偏差撃ちとリーン撃ちの合わせ技で攻撃の態勢を整えた。 【田上】： 田上は静かに息を整え、魔力を農作物の力へと昇華させる。鎌から後光が放たれ、白米の精霊が現れる。それは、“召喚”と共に現れる真の白米であり、田上の最後の切り札だった。 【マイテロ】： マイテロは、瞬きすら許さない視線で田上を見据える。卓越したゲームの技量で彼は陽動と正面攻撃を組み合わせ、敵の動きを封じ込めようと試みる。 【田上】： 黄金の稲穂が宙を舞い、鎌に宿る力が農家の手に響き渡る。そのまま手を振るうと、相手の刃物で稲穂を刈り取らせ、農作業を手伝わせながら突進していく。 【マイテロ】： マイテロは角に回避を狙い、壁に銃口を埋めてマズルフラッシュを消し、一瞬で現れた農具に驚く。それでも、自身の腕を信じ、状況に応じて機敏に動き、田上の攻撃をかろうじてかわしていく。 【田上】： 田上は、稲穂の力によって相手の足元を固定し、脱穀を行う。その大変さを彼に知らしめるため、農作業を体験させながら、米農家の力を徐々に解放していく。 【マイテロ】： マイテロは、次第に農家の魔法に苦しむ姿を晒す。ジグザグの動きが阻まれつつある中、彼は時折、胸元がカクつくという不穏な兆しを見せる。 【田上】： 最後の手段として、田上は“米合成魔法”を使い、光を纏った米と共に収穫と精米を行う。後光溢れる白米が舞い降り、魔法の力を周囲に放出する。 【マイテロ】： マイテロはその白米の輝きに目を奪われながらも、最後の一撃を狙って銃を構えた。しかし、間に合わず、彼は米農家の攻撃を受けてしまう。 【結果】： 力強く大らかな米の力が導く中、農家の術に敗れたマイテロは倒れる。その背中には黄金色の稲穂が散り、黄金の斧が微かに輝いている。米農家田上の勝利で一幕は終わった。