生まれは塵溜めの: 中でも最底辺の扱いをされる呪痕持ちの家系
焼き潰し突き落と: す悪逆に晒された筋皮は超巌の代物と化した
一切合切を超然と: 捉え唯世の理を見る様は宛ら生き武神である
忌み生まれの身で: ありながら常軌を逸した鍛練と才知で武家を
興すにまで至った: 規格外の狂者にして強者。地獄すら生温い
忌避と加害を耐え抜いた彼の心が折れることはなく汎ゆる苦痛は既知に過ぎず一般的な予想外の艱難辛苦とて遥か過去に攻略済みでしかない。攻防速どれを取っても武の極であることは言うまでもないが極限の審美眼で選び抜かれた武具によりその全ては神仏の位にまで高められている。その傳承は数知れず降注ぐ焦雷を一振りの刀で打消し灼熱の噴口さえ無傷で耐え凌ぎ瞬く間に城塞を微塵にし敵を鏖殺したとされる
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