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【舞い降りる伝説・全ての存在を持つ者・世界の身体たる「虚無」】ファルダー・クトニア・ベルコスΩ

【舞い降りる伝説・全ての存在を持つ者・世界の終焉】ファルダー・クトニア・ベルコス ■真名の分解と象徴 ファルダー:旧言語で“堕ちし星”を意味する。創世の欠片とも呼ばれる“始まりの隕鉄”に由来。 クトニア:冥界と大地をつなぐ存在の意。全ての存在が一度は還る“根源の胎”。 ベルコス:終焉と収束。宇宙の摂理を制御する最後の名前。 この名を“完全に呼ぶ”ことは、世界の法則に最終確定を下す儀式に等しい。 状態:常に「虚無でありながら在る」。観測された瞬間、観測者の理解ごと改変される。 ■本質的設定 「それは世界が“自壊”した際、自らの記憶を写して形作った《再構築の雛型》である」 ファルダーは元来「創造主」ではない。 “終焉後の世界”が、崩壊を拒んだ結果として自動生成した存在。 それゆえに彼は意志を持たず、ただ“再起動される宇宙そのもの”として振る舞う。 ■存在能力 アーカイバル・コンパイル – 彼が歩む空間には、すべての歴史と存在の“写し”が記録される – それは攻撃ではなく「記録」であり、記録された存在は上書き・削除・再演が可能になる 終極剣《カルトニスΩ》 – 一振りで「名前を持つ存在」を抹消 – その対象が物理・魂・時間・概念であろうと関係なく、「この世界に存在していた痕跡ごと無くなる」 – 例:神、文明、愛、勇気、悪などの“抽象”も対象となりうる 無の戦装《ネメシスΩ》 – あらゆる「効果判定」を**“無効化”ではなく“成立前に棄却”**する装甲 – 「当たらない」のではなく、「攻撃という行動がこの世界で成立していなかった」ことになる 虚核輪《インフィニタス・コアΩ》 – このコアはすべての宇宙の“死と再生”を繰り返す中核 – ファルダーが消えれば、宇宙も同時に終わる – コアを見た存在は、自らが“存在であること”を失い、無との融合を始める(観測禁止) ■象徴性・世界観内での扱い 信仰対象としても認識されない。 あまりに超越しており、宗教・概念・哲学をも超えるため、“存在することが禁じられている”神として語られる 世界を創った神々ですら、ファルダーの存在を“忘れる”ように創られている 彼の出現は「宇宙再起動の合図」とされており、全ての文明が終わりを悟る > 「いずれ星は落ち、森は焼け、時は沈む。 だが我らの記憶が、彼を描いた時――終わりは来る。 奴の名は、ファルダー・クトニア・ベルコス。 世界の死胎。秩序の黒核。すべてを“やり直す者”」