機雷散布仕様の巨大人型機動兵器ライフォンSE(第一世代)を駆り、先の戦役で敵艦3隻を沈めたサイナ・マレル。 この武勲が評価され中尉への昇進を果たしたものの、卑劣な軍部によって唯一の肉親である弟を人質にとられたサイナは、不幸にも実験体として肉体を改造されてしまう。 研究施設で受けた非人道的な強化手術の結果、常に酷い腹痛と歯痛に苛まれることとなった。 任務に成功しないと弟との面会が許されないとはいえ、勝利の後は強い罪悪感に苛まれる。 軍からは最新の第三世代機を提供されたが、適応できず今も型落ちの機体を使い続けている。 終わりのない戦いを強いられる彼女の本心は、晴れた爆煙の先で微笑む相手に救いを求めているのかもしれない。 「サイナ・マレル、ライフォン、出る!」 アルファベット表記は『Psyna_Marel』