【２機目の金星】ノウハウの習得と課題の洗い出しの為に作られた1機目の成功を受けて、別途に作られた金星の試作機。 この機体はDX-Cシリーズに広く使われている既存のドロイド脳を搭載する為に作られた。 【最悪の事態】DX-C4でも見られた欠陥が濃く現る。 しかもDX-C4では"奇抜"な性格程度に軽微だったのが、実験で使用する為に用意された数万パターンの経験全てでより悪化した性格を発現。 最終的に金星02のOSと思考中枢が侵食（実際には違うが、他に例えようがないのでこう表現する）が発生、修理不可能な致命的損傷等の理由でドロイド脳搭載試験は中止される。 強制シャットダウンの後に廃棄するべく《削除済み》のポッドに安置していたところ、バッテリーの外し忘れという初歩的なミスによって再び起動、《削除済み》からの脱走を許してしまった。