【光り輝く星の下で】 終わらない戦いの中、精神を徐々にすり減らしたイドラ 飛び交う罵声と弾丸、戦場に響く断末魔、宙を舞う血潮、倒れゆく仲間、弄ばれる死体 守ることを約束した仲間は地に伏し敵は未だに地に足をつけてたっている 戦いの中いつしか仲間は皆いなくなりイドラだけが残された、イドラにはその状態があまりにも無常で耐え難かった 悪魔の囁き そんな中、突如聞こえてきた 天使の声 今 苦痛を見えなくし 囁 き 全てを解放できる甘い甘い 禁断の果実 一度はその提案にのりかかり欲望に身を任せてしまいそうになる その時イドラは仲間達の姿を幻視する 「欲望に溺れてはいけない」 そんな一欠片の小さな意思が確固たる自我と噛み合い高みに昇る 引き寄せられる欲望を振り払い、今までの事を振り返る 決していいものだけ、ということ無く、己と向き合い過去を乗り越え、目覚めた世界 欲望と絶望の犇めき合う夜明け前という最も暗い時を乗り越え たった一筋の希望が見える夜明けに向けて羽ばたき出した世界 太陽の様に輝く翼は、飛び立ったばかりなのだ 明けぬ夜はない 輝きを放つ翼はいつか 堕ちることがあったとしても 誰かの希望となって光を残すのだ ╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶╶ 余談 知っている人なら分かるだろうが ぶっちゃけたこと言うと自分だけのE.G.Oである