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【検閲者】ウィーバー・デマイズマン

俺の名前はウィーバー・デマイズマンだ。覚えておけ。俺は絡み合った運命を書き換える、スケルトンブラックっつう組織と冥界の情報の検閲官を生業とさせてもらっている……まあ、生業といってももう死んでるんだけどな。ハハハハ…………お前笑えよ。まあだいたいやることは殺し屋と一緒だ。種族はスケルトン。 黒いスーツ、左肩にチェーン、どう? カッコいいだろ?…………ダサい?まあそういうなって。 後説明してねぇのがあって、 ハンドEクリプト。RSの能力の発動に必要なガジェット。 これにRSを装着すると装備が出てくる、っていう仕組みだ。 RSは………アレ、あここのページじゃない?あ、ここだわ、こんな所にあるとか卑怯だろ。レプリコンシードの略。あれよ、あのあれ、仮面ライダーの装備出すあれみたいなやつ。これは機械にはめる方で、あのベルト的な役割はハンドEクリプトにあるんだよね。そういえばこの前ふらっと立ち寄った図書館がさ、めっちゃ広かったんだよね。しかも六角形なんだよ、部屋の形が。気づいたら妙に分厚い広辞苑8冊分くらいの本手にとってたんだけど、気づいたら外にいて、本に貸し出し済みって書かれた付箋がついてたんだよ。でその本は表紙に人類2000年の音楽の歴史第一巻って書かれてたんだよ。中にさ、もう売られてないレコードとかそもそも非売品のレコードとか入ってて、それから洋楽とか聞くようになったんだよね。レコードプレーヤー自腹だけど。 しかもその次の週にそこ通ったら無かったんだよ、図書館。あれから俺は、図書館見つけたら、入るようにしてるんだ。テープレコーダーに録音して聴いてる曲があってさ、これ大音量で流してると仕事がさっさと終わらせれるんだよ、気合い出る系の曲なのかもしれねぇ。何だったかな、名前……えっとー……これは従者は踊るだから違う……これはー……これか?一回流そ。あ違うわ、これは……ソ連の国歌じゃねぇか。…あこれだ、名前は、暗い日曜日。