100と数年前、ハイラル王国に仕える近衛騎士で、後に姫の護衛となった青年。退魔の剣 マスターソードに選ばれた勇者で、厄災ガノンを討伐した。 しかしその数年後、ハイラル城の地下で発見されたミイラが放った瘴気によって、右腕と剣が朽ち果ててしまう。ミイラを封印していた初代ハイラル王の腕と、その腕に備わっていた力。そしてゼルダの残留思念によって手に入れた時の賢者の力の一端を駆使し、ミイラ……魔王によって放たれた4体の魔物と奪われていた対魔王兵器を討伐し、5人の賢者と盟約を交わす。 姫の覚悟を龍の涙を通じて見届けたことでゼルダの行方を知り、デクの樹の感じる気配が、龍となったゼルダから発せられていると知る。 退魔の剣は、龍の頭部から生えた毛に絡みついていた。姫の思いと、悠久の時を経て身につけた新たな力。2つを受け止めたマスターソードを手に取り、彼は再びハイラル城の地下へと足を踏み入れた。