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【「模倣」の転移者】ショータ

本名、秋村 翔太 (あきむら しょうた) 高校3年の11月。冬が訪れ始め、受験勉強も大詰めの時期。同級生の友達付き合いも少なくなり、ノートと参考書を穴が開くほど交互に見つめてペンを走らせ、将来の事を考える事が必然的に多くなる時期であった。寒空の下で、休日の街並みを気晴らしに散歩していた青年の前に突然ある男が現れた。 神々しく今の景色と全く似合わない格好をした男は青年に気付くとニタリと笑い、問う。 「君ィ、異世界転生とかって興味あるゥ?❤️」 青年は戸惑った、聞きたい事が現時点で山ほどあったからだ。 (なんで冬なのにそんなローブ1枚で外居るんだ) (その後ろのグネグネした黒い穴はなんだ) (そもそもお前は誰なんだ) 積もる疑問とは別に口にしたのは意外な言葉だった。 「…興味、あるよ。今の状況から抜け出せるんなら、なんでもいいさ。」 日々のストレスからか、半分投げやりな回答だったがそれを聞いた男は更に顔を笑顔にして青年の手を優しく握る。 「じゃ、行こうか❤️」 今のクソつまらない日々から抜け出せるかも知れない、そう淡い期待を抱いて青年は男と共に薄暗い穴の中へと入って行った… 「異世界おもしれ〜!楽しみ甲斐があるってもんだぜ!」 CV:榎木 淳弥 50人目〜!長かった! 僕の制作キャラクターの中で言う「主人公」のポジションです。やっと出せたというか、だいぶ遅いというか…w ともあれ、皆様のお陰で50人達成です。コレからも是非対戦よろしくお願いします!