『新たなる扉の先へ…』《宇宙の軌跡 編》

『新たなる扉の先へ…』《宇宙の軌跡》編 Chapter1《地球》の守護神達 世界の深淵が解き放たれていた時の事… 天空の守護神、大地の守護神、海の守護神が『地球』という一掴みの星を守っていた時… 大地の守護神『天空、深海。何か異常は？』 天空の守護神『こちらは大丈夫だ…深海の方は？』 深海の守護神『異常有り。《アルカノス・ディープブルー》がこの星を狙っている可能性が…』 天空の守護神『…………こちらも異常…これは、黒龍？このオーラは…(いや…黒龍はディープブルーと同じだったよな…) 七つの大罪…傲慢と。。。嫉(((』 大地の守護神『………交戦したか。』 深海の守護神はアルカノス・ディープブルーと… 天空の守護神は傲慢の罪と嫉妬の罪の者と交戦した…そこに… ChaosCrimsonKing『久しぶりだな…』 大地の守護神『てめぇは…渾沌の王？』 ChaosCrimsonKing『こんな小さな星を守る理由なんて何処にも無いと思うが？』 大地の守護神『だとしても俺たちには守る使命があるんだ…』 ChaosCrimsonKing『………まぁ雑談はこれ位にするか。死ぬ覚悟は出来ていると…』 大地の守護神『死ぬ覚悟なんてとっくのとっくに出来てるさ………だからといって死ぬ理由は無いけどな。』 ChaosCrimsonKing『行くぞ…』 『地球』が揺れ、各地で地響きが起こる… ……… 深海の守護神『深淵の龍…伝説に消えた龍、《応龍》が居なくなった時、黒龍はこいつになった………』 ディープブルーが睨見つける…その瞬間、 深淵のチカラで次元を歪める斬撃が繰り出される… 斬撃は深海の守護神に当たり、真っ二つになってしまった…だが 深海の守護神『水に変化出来てなかったら…死んでいたな… よくもやってくれたな？次は俺の番だ!!』 ……… 天空の守護神『七つの大罪の者か…何をしに此処へ来た…』 傲慢『いやただここの星を占領したいだけさ…それに俺達今から世話になるからな…』 天空の守護神『何をしてでも追い返してやる… フルオリックインペリオン!!』 ……… 深海のまた深く…深淵では… 深海の守護神と深淵の龍… 双方は酷く傷つき、体力も限界を迎えていた… 深海の守護神『はぁ…はぁ…こいつ、無尽蔵か…強さの制限が無いのか？ どんどん強くなっていく…』 アルカノス・ディープブルーは攻撃後の隙、全体の隙、技の強さが段々と上がっていく… 深淵の斬撃が深海の守護神へと当たった… 深海の守護神『ちっ…痛え…強すぎる…これじゃあ俺が一方的にやられるだけだぞ… こうなったら…』 深海の守護神は右手に自分のチカラの全てを収束させ、凄まじい気の塊を創った… 深海の守護神『幾らお前でも封印されちゃあ意味ねぇよ…俺の命を生贄として… てめぇを《未来永劫》封印する!!』 深海の守護神はアルカノス・ディープブルーへ全速力で向かっていくが、次元をも歪める威力になった斬撃が行手を阻む… 斬撃が深海の守護神の右手を掠り、左手が切り落とされる…その時気の塊が少し周辺に飛び散った… 深海の守護神『ちっ…未来永劫…封印は出来なくなったかもな…だからといって…やめるわけにはいかねぇんだ!!………………俺がやらなきゃ誰がやる!!!!』 深海の守護神は周辺の気を身体全体に纏わせた。その時、彼の速さは時間をも置き去りにした… アルカノス・ディープブルーも時間を超越し、拳を振り上げ、深海の守護神を打ち取ろうとする… 深海の守護神『精神を統一しろ!!好機(チャンス)は一度だけだ!!』 アルカノス・ディープブルーの打撃は深海の守護神の顔を直撃したかに思えた… しかし…顔を掠っただけだった… 深海の守護神『いける!!この一発に全てを掛ける!!Deep Sea Seal!!!!!!』 深海の守護神の一発はアルカノス・ディープブルーの腹を貫通した…そして… 深海の守護神『別の次元へ………吹っ飛んどけ!!!!』 アルカノス・ディープブルーは咆哮と共に深淵へと封印された… 封印を成功させた深海の守護神だったが、自分の身体が徐々に動かなくなり、石像へと変わっていくことが分かった… 深海の守護神『そうだった…条件は守らねぇと行けねぇ…でも、俺の…』 深海の守護神は懐から三叉の槍を持ち、掲げる… 深海の守護神『世界が助けを必要としているなら………俺を復活させろ… 復活には選ばれし人間が必要……だ…………』 守護神は深海へと沈んでいき、眠る……世界が助けを必要とする、その時まで… ……… グサッ……… 天空の守護神『………………』 傲慢の手刀が天空の守護神の身体を貫通する… 傲慢『案外呆気なかったな…』 嫉妬『こいつを部下にしたら良かったものを…』 天空の守護神は血反吐を吐きながらこう言う… 天空の守護神『まだ…終わってねぇぜ…』 傲慢『ん？…黙っていろ…お前を殺しはしない…俺達は自分の信念に向かって突き進んでいくだけだ…少し用があるだけだよ…』 天空の守護神『なにを…時間切れだ………』 その瞬間…ブゥゥゥゥゥン… 天空の守護神『周りを見れない者とは実に可哀想だな…punishment from heaven!!!!』 天高く…発生させられた光は傲慢を貫く… 傲慢『………痛えじゃねぇか…これは俺達が効きやすい聖のエネルギーじゃあねぇか…無駄なことしやがって…』 嫉妬『これ以上いても無駄だ……あの光はこいつが死んだ後も発動されるだろう…』 バサッ!! 肩から生えてきたのは光を遮る羽だった… 傲慢『ちっ…じゃあな。』 天空の守護神『最後の使命…ちゃんと努めて良かった…』 天空の守護神は墜落していき…ドガァァァン… 森の中へとぶち当たった… ……… 大地の守護神『(天空と深海の鼓動が聞こえない…まさか…)』 ChaosCrimsonKing『これ以上やっても時間の無駄だ…』 大地の守護神『おい待…』 渾沌の王が消える直後… 『次は覚悟しておけ…』 と聞こえた…はっきりと… 大地の守護神『地球の生物には危害は…及んでいない…海にも、空にも、地にも……… 俺も疲れた…眠って良いか？良いよな…』 大地の守護神は立ったまま動かなくなった… 《地球》という小さな星を守った守護神達の 物語だった… ……………………　 フリーレン『次元と終焉、悪魔の根源?に気をつけないとな…』 新月『どういう奴なの?』 フリーレン『次元はなんか次元が融合した姿で、次元そのものらしい… 終焉は黒尽くめの騎士みたいな姿らしいよ…』 フリーレン『でさぁ……最近ヒルベルター達居なくねぇか?』 ネクロ『私に言われても知らないわよ…』 アルス『前Nexus来た時……《デス・ブラックダイヤ》はもう一回復活しそうって言ってたな…』 フリーレン『あ!!彼奴等!!サボりやがってーーー!!!!』 フリーレンはヒルベルターと神王の所へ走っていく…その時ヒルベルターは… その後… https://ai-battler.com/battle/4812c344-a62e-4581-8d7f-29b061a9e240 ネタバレ防止の改行… ドガァァァン… 天空から落ちた次元の根源と秩序の根源は正面から大地に落ち、地が悲鳴を上げる… 秩序の根源『………ヒルベルター!!目を覚ませ!! お前はそんな奴じゃ…』 次元の根源『黙れ!!俺は…………てめぇ等とは違うんだよ!!』 秩序の根源『だからといって…なんでこんな事に…』 次元の根源『何も分かっていない…お前等、このままじゃあ全員死ぬんだ…運命は変わらねぇ… Nexusでも俺を倒せやしねぇ…そう簡単にはな…俺達の強さは定義不可能だからな…』 秩序の根源『………分かったよ。お望み通りぶっ殺してやる………お前は戦友じゃあねぇ… 『敵』なんだ…』 ……… 終焉の根源『ちっ…全員吹き飛んでしまえば簡単だったってのに…』 アルス『神王…お前…』 終焉の根源『破局のエネルギーを見舞いしてやる…』 天からの光が全て闇に染まる… その瞬間…触れたものを終焉へと引きずり込む終焉のエネルギーが繰り出される… ネクロ『あれに触っちゃ駄目!存在ごと消えてしまう…』 新月『じゃあどうすれば!?』 ネクロ『分からない…だけど…肌で感じる…』 アルス『やっぱり…何かのトリガーでエネルギーを発してるんじゃ？』 ネクロ『そうだとすれば…いずれ発するのを辞めるはず…』 ………… フリーレンは正面から次元の根源の攻撃を食らってしまう… その瞬間…次元の根源の大きさが極端に小さくなった…秩序の根源の身長に殆ど同じで… 秩序の根源『なぁ。ヒルベルター…てめぇ…ビビってる振りしてめっちゃ強えじゃあねぇか…』 次元の根源『戯言言うのはこれで最後な…』 秩序の根源『戦いにそんなん必要ねぇか… 前からお前とは気が合っていたんだ… なんでだろうな…』 次元の根源『…………………』 ギギギギギ…!!!! 次元の根源は一瞬で秩序の根源の懐に潜り込み、強い一撃を叩き込む… 秩序の根源『ぐっ…ただやりたい放題される俺じゃあねぇぞ!!』 秩序の根源は瞬間移動で後ろに移動し、反応する間もなく後頭部に重い一撃を入れる… 秩序の根源『入った…これなら…って!?』 次元の根源が次元操作を行い、重力を反転したのだった… 秩序の根源は重力を無視しようとしたが… 次元の根源『奈落の底へ落ちろ!!』 ヘビーインパクトによって気絶状態になってしまったかと思った秩序の根源もすぐに復帰し、反撃を仕掛ける… 双方の戦いは凄まじく、戦いによって世界が変化されていく… 世界には『バグ』となるタブーが生成され、 別次元も生成された… 秩序の根源『!?世界自体が不可に耐えきれていない…早く決着を付けねぇと…』 その時… 終焉の根源『終わりだ…』 いつの間にか巨神化を解除していた終焉の根源は爆煙と共に……… ドスッ… ネクロマンサーを一瞬で攻撃した… その攻撃は身体を貫通する一撃となっていた… 終焉の根源『鈍間が………手間かけさせやがって…』 終焉の根源はネクロの身体を貫通する攻撃をした後、天空から急降下で大地へと降りていく… アルス『おい!大丈夫か！』 新月『彼奴…もしかして…』 終焉の根源『決着だ…』 終焉の根源は《巨神化》し、次元の根源と秩序の根源が戦っている所に落下していく… アルス『フリーレン!!上空から強襲だ!!逃げろ!!』 秩序の根源『ちっ…本気か。逃げねぇと…!?』 次元の根源『逃がさねぇよ…』 ドガｧｧｧｧｧｧｧｧン………… 落下の衝撃と威力により大地が崩れ行く… ネクロ『皆いったん退避！近づいたらそのままあの世行きだよ!!』 ゴォォォン…! アルス『フリーレンはどうなった、、、、』 落下地点には何も残っていなかった… アルス『まさか彼奴等フリーレンを連れ去る事が一番の目的だった？』 ……… 目を覚ます… フリーレン『失神してた？って…』 ヒルベルター『起きたか…』 フリーレン『っ!!』 バギッ!! フリーレンはヒルベルターを全力でぶん殴った… ヒルベルター『やっぱり…』 フリーレン『お前をぶっ殺す!!』 神王はフリーレンを後ろから止め、ヒルベルターが言う… ヒルベルター『痛え…神王、俺たち…やり方…違うんじゃないか？』 神王『あの為とは言え…友を敵に回すのは…骨が折れるな…』 ヒルベルター『仕方ねぇ…お前等とは二度と顔を合わせることはねぇと思うが…逃がしてやるよ…』 フリーレン『いいのか？でも…なんで敵になる必要が？俺に言えばいいじゃ…』 ヒルベルター『俺達にも逆らえない者が居るんだ…それに、やることがあるんだよ…』 神王『それと…アルスに宜しく言っといてくれ…じゃあな……』 ヒルベルター『痛え……頭が………』 神王『早く帰るぞ…』 フリーレンはヒルベルターと神王を後にした… チャプター2 『因縁』 フリーレン『……ヒルベルター、神王…………』 アルス『あ！フリーレンだ☆ あの戦いの後、どうなった？』 フリーレン『全部は言えねぇけど…彼奴等最後まで親友だったな。って…』 アルス『…？まさか何かあったな? まぁいいよ…最近は散々だったな☆』 ネクロ『まったく…本当だよ…忙しすぎるって…』 新月『まぁ…これにて一件落着…………』 その時…ジジジ…ヴヴヴ………シュン!! 何かによって刃物がフリーレンの頭を掠めた… フリーレン『!?なんだ!?』 ネクロ『一難去ってまた一難ね…皆…行ける？』 アルス『俺なら行けるぜ☆』 新月『私も。』 その時、頭を掠めた刃物はフリーレンの後ろの巨木へと突き刺さる… 巨木は瞬く間に消滅した… フリーレン『なんだよもおおおおおお!! またかよおおおおおおおおおおおおおおお!!』 アルス『…！此奴動きが速いよ!!』 アルスが言った瞬間… プシュッ!! アルス、ネクロ、新月が何処からか出現した壁へと拘束された… 新月『動けない…ならば剣で……斬れ、ない!?』 ネクロ『あ。不味いね…』 フリーレン『あー…』 プシュッ…フリーレンは糸によって足を拘束される… フリーレン『君？強いね。大賢者？あー…秩序の根源と合体したんだな…』 その瞬間…何かはフリーレンへと刃物を投げる… フリーレン『嘘嘘!!冗談!挑発じゃないって!!』 刃物が触れる瞬間…ドガァァァン… フリーレンと何かの間に爆発が起こる… 何かは瞬時にふっ飛ばされる… 人影…それは…白狐だった… 白狐『ふぅ…やっとか。此奴はVillaBot… ダニみてぇなモンだよ…こいつの刃に触れちまうと消滅してしまうんだ… 説明はこれで…今は此奴の相手を受けるんでね…流れ弾で死なねぇよう頑張れよ…』 そう言うと白狐はVillaBotを吹っ飛ばし、なぎ倒す… 白狐『………油断できねぇな…!!』 VillaBotの刃を軽々しく避けた白狐はVillaBotへ凄まじい攻撃を叩き込む… 白狐『分身変換…本物は…ここにいるな!!』 そこは別次元…白狐でさえ容易に入ることは叶わない… ゴゴゴ…キュイーン!! VillaBotの本体が姿を現す… その瞬間…白狐はVillaBotを全力で殴った… VillaBotは消滅し、姿を消した｡ 同時に糸は消えた… フリーレン『ありがとうごさいました!!って…』 白狐はフリーレンを無視し言った… 白狐『当然の事だ…感謝しなくてもいい…』 そう言うと白狐はポータルに入った… アルス『………なぁなぁ…入ろうぜ!楽しそうじゃんか!!』 新月『急に!?でも…何があるか…』 フリーレン『入ろう。あの人の役に立ちたいし…』 そう言うとアルスが『やったぜ☆』といい入っていった… 全員も準々に入っていく… ポータルの中はケーブルのような物で…別世界に行っているようだった… 白狐が頭の中で回想する… ………… Chapter4 『決着』 白狐の回想… 白狐ともう1人はとても仲が良い兄弟だった… 弟の名前は紅焔… 紅焔は少し荒ぽかったが2人の相性は抜群… 2人は色んな所に旅をしに行っていた… 月日が経ち… 今に至る………… 紅焔の部屋を覗いた白狐… カチャカチャ…PCを動かす音が響く。 白狐が見たそれはあのVillaBotだった… VillaBotのマークが世界中に分布している図が… 紅焔『帰ってきたのか？白狐!!見ろよこれ!!コレに触れると、消滅するんだ!!すげぇだろ!!』　　 シュッ…鉛筆が消える… 白狐は思う…これで弟が世界を支配しだしたら…と…危機感… その間にも紅焔は居なくなっていた…そして…発射台にVillaBotの卵を入れ… 紅焔『この卵を世界中に発射すれば…』 紅焔がスイッチを押そうとした瞬間、白狐の手が紅焔の手を掴む… 白狐『駄目だ…それをしてしまったら取り返しがつかない…』 紅焔『分かった…』 紅焔が納得したと思った次の瞬間…紅焔がスイッチに手を伸ばす… 白狐は反応し、咄嗟に紅焔を投げ飛ばしてしまう… 白狐『これを無効化出来れば…』 白狐は瞬時にPCを使い試行錯誤をしている中、紅焔の火炎玉が白狐の身体を通り抜ける… 紅焔『邪魔するなよ!!』 ドッドッドッ…激しい攻防戦が始まった… 白狐『(紅焔…こんな技、どっから身に付けた？)』 白狐が怯んだ時、すかさず紅焔がスイッチを押そうと走る… 白狐は手にチカラを込め、 白狐『間に合え…』 ゴォォォン… VillaBotの卵が発射されたと同時に紅焔の身体が凄い勢いで吹っ飛んだ… 白狐『無理だったか…ん？』 PCに映されている直撃地点…それは… アルス達が暮らす世界だった… 白狐『其処にVillaBotが？そうとなれば行くしかない…Nexusには手間を掛けさせたくないんでな…』 白狐『ここか？』 バギィ!! アルス達の世界は完全無敵の壁で覆い尽くされていた… その時…ドゴォォォン… 白狐『爆発音…VillaBot…!!急がなければ…』 フリーレン『嘘嘘！冗談!!挑発じゃないって!!』 その時…ドガァァァン… 爆発と共にVillaBotが吹っ飛んだ… 白狐『やっとか…』 ………… 白狐『紅焔………』 白狐はポータル移動のスピードを上げる… ネクロ『速く速く!!』 アルス『OK☆…!?眩しっ!!』 ポッ… 別の空間へ移動したようだ… フリーレン『此処は？って…落ちる!!』 アルス『高すぎ☆』 ドボォォン………運良く海に着水したようだ… そうしている間にも白狐はある建物に向かっていく… バン!! 扉を勢いよくぶち破る… 2人は対面する… 白狐『紅焔!!』 紅焔『白狐………。っ!?』 ドガァァァン… 白狐によって紅焔は吹き飛ばされるが、受け身を使い崖に捕まる… 捕まりながら紅焔が言う… 紅焔『なんで俺の計画を邪魔するんだ!! 俺達兄弟だろ!?』 食い気味に… 白狐『兄弟だからだ…兄弟だからこそ俺しかお前を止められない……』 紅焔『俺の計画を邪魔する者は兄弟でも許さねぇ…』 白狐『いいさ…お前とマジで戦える事、楽しみだったんだ…』 紅焔『…………!!』 ドッドッドッ!!ボコッ!!ドカァァン! チカラの間々に殴り合う… 単純な肉弾戦では白狐が有利か？ 海面近くで超神的な戦いを繰り広げる… その内にアルス達は建物に入っていく… 入った瞬間……見えたのは… フリーレン『これは…全部あのダニか？』 大量のVillaBotが待機していたのだ… 幸い動く心配はないが…それより… アルス『なんだこのスイッチ…押しちゃおっと☆』 カチッ… 全員『馬鹿………』 ギギギギギ…ゴン。 フリーレン『別次元への入り口が開いた?』 ネクロ『まさかだけど…あの生物を全次元に襲来させる気なのかも…』 アルス『それより見ろよ…』 新月『(それよりって…大事でしょ…)』 紅焔『何故開いた？まぁいい…』 紅焔は白狐を掴み上げ、別次元の入り口へと突っ込む… ゴゴゴゴゴゴ… 白狐『ここは…現実世界か…』 白狐と紅焔は殴り合いながら別次元へどんどん移動していき、最後には最初の場所へ戻ってきた… ドッドッドッ…ドッ!!!!!! 白狐『(紅焔の奴、どんどん強くなってきやがる…)』 知らぬ間に紅焔はどんどん強くなった… 白狐『…!?火球!?避けられ…』 ドゴォォォン… 紅焔は白狐を掴み… 白狐『不味…』 紅焔『終わりだ。』 白狐を全力で打った… ドボォォン………………… 海に落下し、水を裂きながら地面に衝突した… 紅焔『これで彼奴も立ち直れないだろう…』 キュイーン… アルス達が居る建物に紅焔が近付いていく… フリーレン『おい!こっち来んぞ…隠れろ!!』 バン…扉を勢い良く開けた紅焔は、誰も居ない事を確認し、スイッチを押す… (さっきアルスが押したやつな…) そうして別次元への扉は閉まった… この事により、全ての次元への行き来は遮断され、それに形成されたこの空間は完全に固有の次元となった… (αゴッドバース的な12次元的な。) 紅焔『今よりし…我の名は闇の帝王…』 〙闇の帝王〘『王者 白狐…お前をここで殺す…』 白狐が海面に上がる… 白狐『……………。』 キュイーン…！！！！ 闇のチカラが次元を割く…闇のチカラは紅焔の身体の中へ集まり、紅焔の姿がみるみる変わる… 闇の帝王『行くぞ…』 そのまま闇の帝王は建物を突き破り白狐に攻撃を仕掛ける… 白狐『………なんだ？なにかが変わったのか？ッ!?』 バギッ!! 闇の帝王は白狐をさっきとは訳が違う速さ、威力により圧倒した!? 白狐『この…強さとオーラ。。。紅焔!!お前が何をしたのか分かっているのか!? てめぇは禁断の魔術…ダークホールドを使えば…全てが蝕まれ、最終的には死んでしまう!!!』 アルス『禁断の魔術？聞いたこともねぇな…』 闇の帝王『これはいいぜ？ダークホールドは俺を蝕う事は出来ねぇ…逆にチカラをモノにしてるんだ…』 白狐『だからといって…禁断の魔術に手を出すなど…』 新月『まさか……禁断の魔術とやらは禁忌の書庫に？』 アルス『何処だ？其処!?』 フリーレン『いや…前行った《デス・ブラックダイヤ》が封印されてた所だろ…』 ネクロ『だとしたら………禁忌の書庫にまた行ってみても良いかもね…』 フリーレン『お前……もしかして禁断の魔術で強くなろうと!?』 ネクロ『いいや…な訳無いでしょ…片っ端から燃やせば本が全部燃えるでしょ？』 アルス『んな事はどうでも良いんだ!!』 新月『(いや…大事でしょ…ってさっき言った気が…)』 闇の帝王『さぁて…』 ギュン!!バギッドガァァァン… 白狐『禁断の魔術…こんなに強くなるとはな…だが…聖のエネルギーが良く効く…』 闇の帝王『ちっ…コレで終わりだと思うな…』 ギギギギギ………手に力を込める…手が震え、揺るぐ…其処から出たのは、闇のチカラで形成されたダークサーベルだった… 白狐『あれもVillaBotと同じ効力が効いて居るとしたら…』 TheDarkLoad『これならどうだ？』 闇の帝王をTheDarkLoadと記載する… TheDarkLoadは赤い超針を呼び出した… それも… 白狐『典型的だな……いや…これは？』 宇宙を覆い尽くす量の針が… 形成したと同時に全ての針が白狐へ牙を剥く… TheDarkLoad『消えろ…』 ドスドスドスドスッ!! 無数の針が白狐へ突き刺さる… 白狐『ちっ…来いよ!!』 TheDarkLoad『居気軽なよ…』 白狐とTheDarkLoadが戦ってる時… アルス『行かねぇと…ここままじゃ負ける!!』 アルスが崖を下る… フリーレン『おい!!待てって!!…はぁ…これだから…面白いな…行くぞ!!』 新月『本当？アルス…………』 ネクロ『まったく…世話のかかるよ…』 全員は白狐の所へ走っていく… アルス『さっきのおっさん!!助けに来たぞ!!』 白狐『(おっさんじゃないけどな……)』 TheDarkLoad『邪魔が入ったか…行け、VillaBot…彼奴等を貪り尽くせ…』 ゾロゾロ…建物からVillaBotがどんどん出現していく… アルス『彼奴等光のチカラに弱いみたいだぜ!!まぁ強いことは変わらないけどな!!』 フリーレン『振り切れねぇか…!!』 ネクロ『任せて…』 〘時間之神 光〙!! 聖のエネルギーを纏った時間の空間が形成される… それに触れたVillaBotは瞬く間に消滅した… ネクロ『量産型や攻撃かわ強いってことは防御面は普通ってことだよね…やっぱり…』 アルス『すげぇな!!ネズミモンキー!!』 ネクロ『………………………………後で。』 新月『アハハ…』 フリーレン『!?こっち来るぞ!!』 白狐『なんでさっきの奴らが此処に…？』 TheDarkLoad『油断すんじゃねぇぞ!!』 ドスッ… 　 白狐『ちっ…不味い……』 アルス『Raid!Blast!!!!』 アルスは速さを越えた速度でTheDarkLoadに向かっていくが… TheDarkLoad『なんだ此奴…複数人か…』 軽くあしらわれた。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 フリーレン『やべぇ一旦逃げるぞ!!………!?』 その瞬間を見逃す訳もなく… TheDarkLoad『てめぇ等も消えてぇらしいな…』 無数の針がアルス達に突き刺さってしまう…が… 白狐『間に合ったようだな………』 アルス達だと思ったのは白狐が作った幻影であり、針を全て受けたのは白狐だった… TheDarkLoad『死に急ぎ野郎が…』 ドスッ…ドガァァァン！！ 白狐はダークサーベルによって全身を斬られ、崖の壁にぶち当たった… 酷く負傷していた…両眼が開かなくなり両腕が斬り落とされていた… 白狐『駄目だ…聖のエネルギーが…』 フリーレン『嘘だろ？攻撃だ!!不味!?』 シュン…風とTheDarkLoadだけが通り過ぎる… その瞬間…全員が周辺にふっ飛ばされる… 全員は戦闘不能に陥る…全員が一瞬たりとも動けなかった… アルス『そうだ…Nexusを呼べば…』 TheDarkLoad『残念だが…此処は完全に他の次元とは遮断されてるからな…Nexusとやらは知らねぇが来ることはねぇ…VillaBot…彼奴等を拘束しろ…』 VillaBotが全員を死なない程度に拘束した為であった… 白狐『お前の方が1枚上手だったようだな…』 TheDarkLoad『残念だが、ここで死ね…行け…VillaBot…全次元を消滅しに行け…』 ???『いいや…まだだ…』 扉へ向かっていくVillaBotは消滅した… TheDarkLoad『何故だ？お前は…』 The Return of the Savior『………………』 TheDarkLoad『両腕を斬り落とした筈……!?』 The Return of the Saviorを救世主の再来と記載するぜ… 救世主の再来『…………』 TheDarkLoad『何か喋ろ…っ!?』 なんとThe Return of the SaviorはTheDarkLoadを圧倒した… TheDarkLoad『なっ!?殺せ!!VillaBot！！』 VillaBotが救世主を獲り囲むが…一瞬にして斬り刻まれた… 救世主はTheDarkLoadを無限の攻撃で宙に浮かし… キュイーン…ギギギギギギギギ…！！ TheDarkLoad『ちっ………完敗だよ、兄弟。』 全出力出放出された光線はTheDarkLoadを貫通し、次元をも貫通した… 戦いの後は静寂が訪れた… それもあっという間に過ぎる… 救世主の再来『………』 救世主はアルス達へゆらゆらと向かっていく…そして手を額に当てると… キュイーン…ピン。 アルス『痛え……!?あれ？治ってやがる…!!』 新月『本当だ……』 フリーレン『なんであんなチカラが出ていたんだ…(俺が見た中でも比べ物にならない程の…)』 ネクロ『待って…何かこの人可笑しくない？』 シューーーーー…………。 其処に現れたのは白狐…だが… 左眼と両腕が斬り落とされたままだった……… フリーレン『その傷…治せないんですか?』 白狐『俺の能力が紅焔によって能力が書き加えられていたんだ… 闇の帝王による攻撃は治す事は不可能…って。 もしも彼奴が1体1で戦う者じゃなくて周囲の事を気にせず破壊しまくるやつだったら…終わってたな。世界…』 アルス『おっさん………プリズム・フォレスト来るか？彼処なら安全だけど？』 　 白狐『ああ……ビアトリスの居る所……残念だが、俺は此処を離れられないもんでね…』 ネクロ『なんで？』 白狐『此処では厄介な敵が多いと一瞬で分かったんだ………まだあいつ(紅焔)も生きてるかもしれねぇし、出来たら味方側に勧誘するよ… 時間だ。』 ポータルが開く…あの扉が… 白狐『あそこのポータル、彼処から元いた世界に戻っていけ…後言い忘れてたけど、俺は白狐…ビアトリスに宜しく伝えといてくれよ…』 新月『分かりました…』 アルス『じゃあな!!おっさん！！』 白狐『ああ。ご武運を…』 フリーレン『こちらこそ！！』 シューー！パキッ…………!! ポータルが閉じる… フリーレン『俺達、まだまだ強く成れそうだな…』 アルス『ビアトリスさんにこの事言ってみようぜ！速く速く行くぜ!!Ride!Blast!!』 フリーレン『速すぎだって！！』 《宇宙の軌跡 編》〘完〙