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ちょっと鍛えた人

平和に過ごしていた。 学校にいつものように通っていた。 ━━あの日までは。 地球はその日、大災害と戦争と宇宙人侵略と異世界からの同時攻撃という阿鼻叫喚に見舞われた。 結果、残存した地球人は残り1割という絶滅さえ目前の絶望的状況になる。 しかし、ただの一般人は生き延びた。 隕石被害をスレスレの場所で避け、 ミサイルを偶然目視した直後川に飛び込み難を逃れ、 宇宙人の未知の攻撃を運任せで近くのシンバルを投げつけて破損させ、 異世界人の魔法使いを大勢と共に死に物狂いで警棒で叩きのめした。 まだこの先も苦難だらけだろう。しかし徒党を組み、知恵と工夫で適応する人類として、今日を生きる。 「食料が減って来てる?分かった。今回は俺も収集に参加するよ」 彼は天才でも特別でもない。 ただこの世紀末に適応した大勢のうちの1人に過ぎない。 しかし運も含めだが、たった10%の生き残りの地球人でもあるのだ。 設定カオスにし過ぎた…。 何故か能力自体はちょっと強いだけの凡人なのにやたら強いです。 何故かは僕が一番分かってません。警棒振り回してるだけだぞ!?