帝国宇宙軍の新型で主力の無人攻撃機。 重武装かつ戦術クラスの兵器を持つ、飛びっきりのニュータイプ。強力で従来の無人機とは大きさも兵器の種類も規格外で性能も最強クラスに誇る。しかし、その余りある大きさで軽空母クラスでは、まともに運用が出来ず、殆どが大型艦~要塞等に搭載又は配備されている。単機で小規模の地球艦隊を容易に壊滅させるほど凄まじい兵器となっている。 原子炉と動力を担うSL(Soul Liquid)パックを搭載し高度な電算能力を持ったAIとの連動~生前の人間の魂を疑似感情を持たせ、感情をコントロールし敵対意識を植え付けることで、爆発的に戦闘力が高まり相手の機体を撃滅する。 また半永久的に止まることは無く、機関部に直接ダメージが加わらない限り、相手を殲滅し続ける非情で非道の兵器である。 生体兵器と違い手間やコストが掛からないという理由から、有用しされ帝国の人間に対する価値観があまりに残酷の一言に尽きるだろう…。 ※『SL』と惑星植民地の内情 SLは、惑星植民地で人間の増えすぎた人工を減らす為と、兵器としての有効利用する目的から作られた恐るべき物で、専用のプラントから液状の魂『SL』が抽出される。 魂を搾り取られた人間は、植物人間となり深刻な食糧不足の事情からそれらはすべて食肉用で食料に加工し、密かにカモフラージュしている。 ……こうした事から植民地の人間は、グワラスの動力源として利用され、この機体の一機ごとにモルモットにされた人間の悲痛と憎悪の念が押し込められているのだ。