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《静寂の信者》ピュリファイヤー

彼はどこで躓いたのだろうか。いつものように平和を説いていた彼は、彼が見逃したものが国を滅ぼしたとの報せを受ける。彼は絶望した。「私はただ世界を平和にしたかったのに」 そう呟いたとき、悪魔がささやく声がした。 「チガウダロウ?」 「コノセカイハ残酷だ。正直者がバカを見る。オマエヲ嘲笑ったものが幾人いるのだ?こんなオンシラズナセカイ、タスケルカチナドナイ!」 「違う!この世界は必ず助けられる!絶対に助ける!それが私の望みなんだ!」 「ホントウニソウカ?」 「オマエガ望むもノはオマエのオモイドオリになる世界さ」 「サア、ココロニキイテゴラン」 「オレノノゾミハナンダイ?」