放浪の旅を続けている占い師のドラゴニュート(半竜人)。 呪われた地で言葉を交わした とある幽霊から託された、夢を操るリストバンドを携え、訪れた土地で占術による生計を立てている。 常に寡黙で、占いの時や必要最低限のコミュニケーションを取る時以外は、あまり口を開かない。 とある国の高貴な身分の出だったが、大きな災厄に見舞われ国は滅び、縁者とは散り散りとなってしまった。 真の名前を名乗るとトラブルが耐えないことから、偽名を名乗っている。 その頃のトラウマで、未だに悪夢を見る。 しかし、夢を操るリストバンドを手に入れてからは、自らのトラウマの経験を逆手に取り、降りかかる火の粉に対しては容赦なく最悪の夢を見せているという…。