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《反転の魔女》サダカ

華奢で可愛らしいものに憧れる。 そんな私の容姿は理想と正反対の姿。 元々は自分を反転して、理想の姿になりたくて この魔術を追究して魔女にまでなったのだけれど…… いざ完成した私の術は、 それだけは出来ないのよね。 挙げ句、この術が目に留まって十災禍に席を設けられて ……いよいよ人が寄り付かない。 なんだか意図した方向から いっつも反対に進んでる気がするの。 ……あぁっ! 待って、そんなに慌てて逃げないで! 私は「妖怪でかおんな」じゃないわ!