抂魔幼大(おうまおさだい) ロリコン大魔王と呼ばれ恐れられ、同時に慕われている元人間の魔王。ロリをひたすらに愛し、かつ幼女化の力を持っているというだけで忌み嫌われ、生活に嫌気が差していた。 ある日、なんとなく家を離れ隣の国へふらっと訪れたとき、魔族の子供が奴隷にされ、一方的に暴力を振るわれているのを目撃した。魔族を助け家に送り届けた後、その子の親に話を聞くと各地で似たようなことが起き、人間の子供にさえ同じことをするのを許している国があるという。 それを聞いた幼大はあることを決意する。 それは、 人間・魔族に関係なく、子供を虐げる者を皆殺しにすることだった。 それが人道的ではなく、褒められた手段ではないのはわかっていたが既に自分は嫌われている身であり、それで世界が少しはマシになるのなら、そのような思いを胸に、まずは奴隷制度のある国の王、その中でも自ら見極め屑だと判断した王を殺害。代わりに国を統治し、ある程度安定させることに成功する。そのようなことを繰り返すうち、魔王として覚醒し、一部からは嫌われ恐れられているものの、大抵の市民からは親しみを込めてロリコン大魔王、略してロリ大と呼ばれるようになった。