今はもう誰も信じぬ英雄譚。 彼の笑顔に反応した者は皆屍と成り果てた。 正義の刃は錆びつき、もはや罪なき人々の首を切り落とす鋸へと堕ちてしまった。 あゝ誰か止めてくれ殺してくれ給えと願えども狂いた剣は止まらず進む、残った最後の仲間の心の蔵を貫いて俺は………… 忘れてしまった。 はて、何を考えていたのやら… さぁこの汚れを落として次の獲物を探さねば!