書いてる本人が忘れない為のもくじ ①諸々のメモ ②キャラクター設定メモ ③キャラクターの雑ストーリー ④その他雑メモ ①諸々のメモ ●戦績メモ(グループバトル等の戦績保存用) https://ai-battler.com/battle/203ba9a1-f2f3-41ca-aad4-ea77a4bc9e0c ーーーーーーーーー キリトリ腺ーーーーーーーーー ②キャラクター設定メモ [大巫女] ある日より天狼の地に現れた『白布で顔を隠す巫女』 天狼忍群を陰から支え、何代にも渡り見守って来た 故に天狼に住む者は畏怖と敬意を込め 彼女を『大巫女』様と呼ぶようになった [無銘の狐巫女] 厳密にはちゃんと名前があるけれど 天狼領のみんなからは『巫女様』と呼ばれるので 『巫女様』が名前だと思われてます 本人も気にしてないので問題ナシッ! [九度目の覚醒] 普段は封印している『九体の雛月』を開放 抜刀と同時に封印を断ち切ってる 九回の覚醒を果たすと『守護神』へと昇華する [黒刀:無銘守雛月] 実は大巫女様の『本体』であり『御神体』 素材も不明な黒い太刀 [因果応報の水鏡] 過去、現在、未来を映し出す鏡 善悪と因果も映し跳ね返す 実は縦にしても水が零れない [無口無言金髪赤瞳] 天狼忍群に来るずっと前から喋れない なので筆談での会話がメイン 最近はスマホを手に入れはしゃいでる いつかは紙も使わない日が来る? [無言抜刀術:九尾神楽] 天流抜刀術:旋風から派生した神速の一太刀 気付いた時にはずんばらりと切られてる [巫術:九尾演舞] 九尾神楽の後に行う簡単な演舞 実は『星降るお祓い』の派生技能 [無言抜刀術:九尾侵食] 天流抜刀術:天網恢々に加え 天流忍術:虚と『侵食』を混ぜた大技 天網恢々の速度、虚の隠蔽、侵食の吸収力 全て合わさり生まれた天上の一閃 [巫術:九尾遁甲封陣] 『鬼門遁甲封陣』の上位版 本気度によって効果がまちまち 結構色々な物を封じられる ーーーーーーーーー キリトリ腺ーーーーーーーーー ③キャラクターの雑ストーリー 「みこさま、オラと祝言あげてくれんか!」 そう言いだしたのは齢十にも満たぬ童 私はくつくつと笑い、紙にこう記し渡した ――― "三十年早い" 少々厳しいような気もするけれど いずれ人の子と添い遂げるでしょう 「巫女様、一本取れたら俺と祝言挙げてくれ!」 そう言われたのが十年後の事 道場で稽古の途中にそう言われまして 私はフム、と一息つき青年をボッコボコにし ――― "二十年早い" と紙に書いて渡しました そも、稽古中に言いだす話では無いわぁ ・ ・ ・ 「天狼忍群二十一代目頭領、拝命致しました」 私の前に居るのは『村角六兵衛』 豆のように小さな頃から慕ってくれた子が 今やこんな立派になって・・・ ・・・―おっと今日から【村角天狼守景彦】でした さてはて、新しい頭領と成り拝命の儀を終え 下がると思いきや、景彦は恭しく頭を下げ 「大巫女様、お願いしたき儀がございます!」 『無礼も・・・』筆頭巫女を手振りで止め 私は一つ頷くと 「どうか、儂と添い遂げては頂けませぬか!」 ざわめく周囲と顔が般若のようになる筆頭巫女 あー、これは止まらないな多分 【筆頭巫女が】 そう思いつつ景彦を見やる その視線は三十年前と全く変わらず とても真っすぐ、澄んでいて曇りなく だから私は景彦の前で膝をつき 喉枯れ声でこう言ってやった ―――私などでよろしいのですか? すると彼は私の手を取り 「儂は巫女様が良いのです!」はっきり言い切られ 私は目を丸くしてしまった事を良く覚えている ・ ・ ・ まあ、その後はなかなかにてんやわんや 筆頭巫女が彼に『どろっぷきっく』を入れたり 綺麗に吹っ飛んだ所を他の巫女が『らりあっと』したり 所謂『じょうがいらんとう』?的な?? まあ、てんやわんや しかしそれでも まあ何とか 祝言を相成りまして 白無垢に身を包んだ私の隣に景彦様は座りますと 景彦様は申し訳なさそうな顔をして ひそひそと尋ねられました 「巫女様、その・・・」 何とも歯切れの悪い、さっさと言わないと 隣の閻魔様の方へぶちこみますよ? ほれ、そこの【巫女の群れ】が凄い形相で・・・ 「申し訳ない・・・今更なんじゃが」 やっぱり祝言を取りやめたいとかですかね 私、こう見えておばあちゃんですし 景彦は悪戯のバレた童のような顔をして 「その・・・巫女様の、御名前をお聞かせ願えぬか」 ・・・あっ 言われて気が付いた そう言えば 天狼忍群に来てから 一度も名乗ったことが無かったなぁ・・・と 七代目頭領の、えーと 道徳殿から尋ねられた時はたしか 声が出せず終わってしまったから・・・ 自分のやらかしを想い天井を仰いだ後 改めて景彦に向き直り ひそひそ「喉枯れ声」が答える 『景彦様、私の名は―――・・・ 』 嗚呼、私も 悪戯バレた童の顔をしてなければ良いのですが ああもう、顔から火が出そうです・・・ それから、それから――― ・ ・ ・ ―――っちゃ・・・・ば・・ゃ・・・ ほあっ! おやうっかり、日向ぼっこしたまま寝てました よだれ垂れてないよね?よね?! 『ばっちゃぁ!』 声のままに右を向けば涙目むくれた顔の幼子 ああよしよし、おばあちゃん起きましたよ~ 抱きついてくる子の狐耳を優しく撫でますと 金糸の尻尾をゆらゆら揺らし始めます この子はヒナミ 私と景彦様の『ひ孫』です ちなみに景彦様は先の大戦で戦死してしまいました 部下の身代わりとなったそうです 日ノ本の勝手な思惑で連れてかれ 日ノ本の勝手な都合で失って それはもう、はらわたが煮えくり返る思いでしたが しかし私には忍群の子らも居ます 長らく忍耐の日々が続き そんな時代も全て見届けたお陰で今があり 故に――― 此度の戦、逃げるわけにもいきますまい すり寄るヒナミを撫でながら、私は天を見上げました ーーーーーーーーー キリトリ腺ーーーーーーーーー ④その他雑メモ [私などでよろしいのですか?] 大巫女様は自分の事を【醜悪な化け物】と 思う程に自己肯定が低い そのため六兵衛(景彦)からの言葉を受けきれず こんな事を言ってしまった [無銘の狐巫女と妖刀ヒナヅキ] 基本的にほぼ同一の存在 妖刀ヒナヅキとの違いは装束の形式と人間への考え方 妖刀ヒナヅキの装束は『左前』 無銘の狐巫女の装束は『右前』 妖刀ヒナヅキの装束が『死に装束』なのに対し 無銘の狐巫女の装束は『巫女装束』だからである なお、無名の狐巫女も天狼の地に来た頃は『左前』で 後々に世話役の巫女たちに着せ替え人ぎょゴホンッ 世話をされる際に強制的に『右前』に変えられたから インタビューでは『自分で着替えさせて欲しい』と げっそりした顔で(筆談で)語る [景彦と雛月] ・・・―――景彦殿は、立派な最後を遂げられました 小さなお守りを手渡されます それはたしかに、私が景彦様にお渡しした――― 嗚呼、憎い 嗚呼、憎い 嗚呼、嗚呼・・・憎い そうして泣きはらす私の傍に 『おっかぁ・・・おっかぁ、なかないで! オラ、おとうの分もがんばるからなかないで!』 景彦様との子が、ミナミが涙をこらえ 小さな手で、私を掴みます そうだ、私には忍群の子らが・・・この子らが居る 私は、涙をこらえ我が子を抱きしめ 二人で涙を流します 決して、失ってなるものか・・・ 今度こそ、失ってなるものか・・・ [景彦の最後] 時代は第二次世界大戦中 景彦は部下を庇い流れ弾に当たり死亡 戦地で遺体を回収する事は出来ず 景彦の遺品としてお守りだけ回収され、届けられた