Sign In

銀河傭兵 R=グレイト

「契約外は自己責任だぜ」 「……どんな時でも軽口を叩ける奴だけが、生き残るのさ」 「後は俺に任せろ!」 特殊パワードスーツを纏い、規格外の火力を引っ提げて銀河を渡り歩く傭兵。 重火器の多くは、彼が旅の途中で“滅びた文明”や“放棄された戦場”から拾い上げたもので、いずれも扱いには高度な技量が必要だ。スーツ自体も強大なエネルギーを秘めており、グレイトの卓越した操作技術と組み合わされることで、その真価が発揮される。 彼は高重力惑星 「アトラ」 の出身。豊富な特殊資源を狙われ続けた故郷で兵士として前線に立ったが、最後は侵略者に蹂躙され、星は資源ごと奪われ消滅した。生き残りは他星へと散り散りになり、グレイトもまた、パワードスーツ一つを手に傭兵へと転じることになった。 短髪と顎髭は、滅んだ故郷の戦士の流儀でもある。 【バルカン】 正式名称 WU-ガトリング28型。 植民惑星群の最果てで回収した汎用ガトリングで、素直な性能ながら殺傷力は極めて高い。弾数・弾速・無反動化を実現した結果、武器としては常識外れの巨大さになった。光弾は対光学兵器コーティングすら易々と貫く。 【ホーミング】 かつてAIが支配した星「レクタングル」で取得。 反乱により文明そのものは崩壊したが、都市全体に張り巡らされていた監視ドローンは息を潜めて残っていた。グレイトはこれを解析し、自律追尾・自爆を行う弾体として再構築した。 【レーザー】 鉱石系種族が住まう星「プラチナム」産。 原住民はプリズム光を発して意思疎通を行うが、その光線は他生命体にとって致命的。彼らの鉱物以外を貫通する特性を持ち、砲台は本来“巨大な筆記具”のようなものだったという。 【リフレクト】 辺境の無人星「ミスティ」にて作成。 漂う特殊粒子は時折空間を歪ませ、巻き込まれれば死すら免れない。グレイトは命懸けで粒子を採取し、武装化に成功。射出される粒子は局所的な空間屈折を発生させる。 【スプレッド】 昆虫型種族の星「コロニー」で回収した巨砲。 本来は四本腕で扱うことを前提とした兵器で、片手で運用できるのはグレイトのみ。破裂する光弾は強烈な閃光を伴い、複眼を持つ原住民にとっては最大級の致死性を誇った。 【チャージ】 生命そのものが星となった存在「アローン」から「細胞片」として贈られた生体兵器。 内部には微弱ながら恒星炉と同質のエネルギーがあり、改造の末に“純粋なエネルギー放射”として使用可能となった。その危険性から、発射には複数のオートロック解除が必要。 【GD(グラヴィティドライブ)フレーム】 高重力環境に特化した重圧駆動装甲。 外部から加わる重力負荷を吸収し、運動エネルギーへと転換する「反逆重力機構」を搭載。アトラ出身である彼の身体能力を最大限に引き出す。