・「青の魔術師」 魔術師と呼ばれる超能力者達が急増した現代社会において、魔術師の犯罪を防止するために作られた機関に所属する魔術師の一人。 彼女は相棒と共に16歳という異例の若さで組織内でトップクラスの実力を持ち、数々の悪しき魔術師を撃破してきた。 「これも「あいつ」のため。だからここで消え失せろ、「化物」ども。」 ・容姿 肩まで伸びた美しい青い髪が特徴であり、この髪が彼女の二つ名の元になっている。 後述する戦闘力の高さから裏社会では 「青髪の女を見たら全速力で逃げろ」 という暗黙の掟ができるほど。 「やっぱり青色の髪って綺麗だよねー。私も青色がよかったなー。」 「…私は赤色の髪の方が綺麗でいいと思うけど。」 ・性格、人物 常に冷静で頭の回転が早い。それでいて他人の偽善や欺瞞を簡単に見破るため、自身の固有魔術を生かした戦闘や心理戦を得意とする。 だが、批判的思考の持ち主で冷淡。人に媚びるようなことはせず、信頼できる人物以外と話すことに必要性を感じないため、周りから孤立しがち。 (逆に言えば信頼できる人物には心を開き、どこまでも着いていくタイプ) 自身の私利私欲のために弱者を利用するような者は決して許さず、一度敵対した者は徹底的に潰す。 「心優しい「赤」の方だと思った?」 「残念。今日は冷酷で嫌われ者の「青」の方だよ。」 ・服装 組織指定の黒いスーツとコート。あんまりこだわりは無い。ネクタイも結構適当。 だが相棒から貰った指輪は常に身に着けており大切にしている。 「あれ?私があげた指輪じゃん!まだ着けてくれてるの!?嬉しいなぁ!」 「…あー、外すのめんどくさくて忘れてたわ。」 「素直じゃないなぁー!このツンデレめぇ!」 ・固有魔術「???」 自身の肉体を竜に変化させる魔術。 完全なる竜になることはできず、体の一部のみを竜に変化させることしかできない。 使用例としては ・腕を竜に変化させ爪で敵を切り裂く。 ・竜の尾を生やすことで広範囲の敵を凪払う。 ・竜の翼を生やすことで飛行する。 ・皮膚の一部を竜の鱗で包み、敵の攻撃を跳ね返す。 ・口から火を吹く。 (内臓の一部を竜の火を吹くための器官に変化させることで可能となるが、人間の肉体で長時間火を吹き続けると喉や口が焼けるため、本人はあまりやりたがらない。) しかし、これらは「自身の固有魔術の本来の使い方ではない」ため変化系の魔術としては低ランクとなる。 ・「太陽の宝剣」 アーサー王に使えていた円卓の騎士であるカヴェイン卿の使用していた聖剣。 …の良くできたレプリカ。 だが、レプリカとも言えど高度の魔力が込められており魔具としてはかなりの高ランク。 元々は任務先で一掃した犯罪組織が偶然にも入手していた物。自身は剣には興味が無かったため上層部に預けようとしたが、相棒が「どうしても剣を持って戦うところが見たい!」と駄々をこねて一日中床という床を転がり回ったため渋々自身が預かることになった。 しかし、自身の魔術を応用すれば無数の魔具を簡単に収納・運搬することができ、戦闘中でも突如取り出して使用することで奇襲を仕掛けることが可能だと気がついた。そのため、この一件以来犯罪者などから没収した魔具を収集し始めた。 「手札は多い方がいい。単に魔力の塊をぶつけ合うのだけが戦いじゃないよ。」 「判決を告げる太陽の聖剣」 (ガラティーン・ジャッジメントオーダー) 「太陽の聖剣」の魔力を解放しながら大空に向けて飛び上がり、急降下しながら敵を一撃で切り裂く奥義。 ・「赤の魔術師」 自身の相棒である少女。 ある事件がきっかけで彼女と出会い、彼女の理想の実現のため共に戦うことを決めた。 「あぁ、そうだよ。」 「「赤の魔術師」は私が殺した。」