インフェクション:歴史書 鉱石について ロボットに纏わりつき汚染しているこの鉱石についてです。 目次 ・鉱石の持つ性質と特性 ・鉱石を巡った歴史 ・鉱石に侵されたロボット ・この鉱石の核の種類 ・エシェロンの持つ再生の力 ・大量のデータと実験 ・ご覧いただいた皆様に 歴史書:鉱石を巡る物語 ――――――――――――――――――――― どんな特性を持っているのか ・この鉱石は再生の力があり、傷付けられると反応し、辺りを汚染します。また、この鉱石は他の金属を溶かし融合する力を持っています。この鉱石自体、元々不活性で動くことはありません。しかし、衝撃により反応して高密度なガスを放出します。ガスには幾つか小さな結晶が含まれており、そのガスの範囲内にあるのものは少しずつ溶け、この鉱石に融合します。融合した鉱石も少量のガスを発生しており、活性化状態で放置していると汚染が広がり無限に増殖していきます。また、ロボットや装置などの対象にまとわりついた場合、プログラムを書き換えて鉱石の核へと向かい、新たな兵器を作成するようになりました。 ――――――――――――――――――――― この鉱石の歴史について ・この鉱石は海底の探索をしているエシェロンの内の一つが海底資源の回収をしている際に発見したことにより存在が知り渡りました。露出した鉱石は採掘による衝撃で反応し、ガスを放出し辺りを汚染しました。その際付近に居た他のロボットが感染したロボットを回収し、この鉱石の解析が始まりました。この鉱石の特徴を理解し様々な運用方法が考えられました。しかし、活性化状態での運用は困難で、汚染をコントロールする事は容易ではありませんでした。回収されたロボットは日が立つにつれ、汚染が強まりエネルギーを発生させました。そのエネルギーはロボットを動かし暴走し始めました。結果、その場にいた研究員や他のロボットは鉱石による汚染に侵されました。しかし、この様子は遠く離れた場所で知られており、残ったデータを頼りに研究を続けました。このデータは軍にも知れ渡り、軍事目的での運用が目的になりました。感染は銃弾や装甲を強化し、汚染は辺りの対象を侵し危険な状態にすることもできました。実験は成功し、活性化を抑える新薬の開発も進み、幾つか試験用に感染したロボットを作成し、データを確認した所、汚染は再生の力を持つことが分かりました。しかし同時に、感染したロボットは新たなプログラムが自動的に生成されており、周囲の対象を攻撃し施設からの脱出を試みました。汚染による被害は食い止められましたが、エシェロンの内の幾つかは脱走し、一部の工場や資源を独占し兵器を作り戦うようになりました。結局、データのみが残りロボットは制御不能になり軍事目的での運用は失敗に終わりました。そして幾つかのデータを残して ――――――――――――――――――――― エシェロンのロボットについて ・エシェロンとはSTARDUST社による工業用・戦闘用ロボットのことです。STARDUST社については別の歴史書で解説するのでそちらをご覧ください。エシェロンのロボットは最初、工業用のもののみが導入されており採掘用・修理用・運搬用の物がありました。実験によって戦闘が可能なエシェロンのロボットは実験用に開発されたもので、STARDUST社が専用のロボットを作成しました。実際戦うことのできるロボットたちは、感染したロボットの内のどれかか、ロボットによって新しく武装されたロボットの2種だけで、核に触れたロボットは核の周辺で停止しており戦闘による衝撃を受けない限りは安全に動いています。ロボットには通信装置が付いており、STARDUST社は通信装置を通して制御を試みました。プログラムを緊急停止させる装置も通信装置を通して作動が可能でしたが、STARDUST社はエシェロンのロボットたちを戦闘用に利用するためプログラムを停止することはありませんでした ――――――――――――――――――――――― 鉱石の核の種類について ・鉱石に直接触れたエシェロンは装甲が完全に融解され、体表に小さな鉱石が幾つか小さな鉱石を生やしており、近づくだけでも大量のガスに侵され例え生き物でさえ鉱石により変異し鉱石の一部となってしまう。そんな危険な核は一部のエシェロンが所持しており、稼働するものも存在している。核を所持しているエシェロンはSTARDUST社が管理しており、新たなデータを元に人工的な生物兵器の開発などにも役立った。核は一つではなく、各地に幾つか存在している。そのため、核を使った実験はその後も続けることが出来た。非活性化状態と活性化の条件も核の研究により解析が出来た。が、非活性化の失敗により大きな被害を受け、制御不能になった研究施設もあり、その研究施設に放棄された核も新たにエシェロンを変異させていくこともあった。完全に変異したエシェロンはデータの採集は可能だったものの、核の存在があったため兵器として安全に使用することは叶わなかった ――――――――――――――――――――― 鉱石の性質について ・この鉱石も幾つか種類があります。殆どの鉱石は有機物と融合しエネルギーを吸収する力を持っています。生き物や植物は勿論、金属も有機物のため活性化した際に変異させ、エネルギーを蓄えます。この鉱石は無機物であり、可燃性はありません。しかし、汚染の力が強いためこの鉱石は生物兵器としての効果が高く、融合した有機物は少し脆いため兵器転用が難しいことが特徴です。これと違った鉱石とは、有機物を含んだ鉱石です。無機物の鉱石よりも頑丈で、汚染の力よりも融合の力に優れております。この鉱石は気体化する事で空気と混ざり、複合することが可能です。その為、可燃性のガスと複合し従来の炎よりもより危険な炎を作り出すことが可能です。また、この鉱石は毒性があるため大量の毒液と複合する事で世界一とも言える強力な毒液を作ることも可能です。この特性を生かし、散布機を用いて物理的な影響を与え、既存の武器に複合素材を合わせてより強力で危険な兵器の運用が可能です。この鉱石は主に軍事目的での運用が多く、汎用性が高いため焦土・爆破・テロなど危険な作戦での使用に最適でした ――――――――――――――――――――― 再生の力について ・この鉱石は汚染により物質を変異させてエネルギーを得るという性質を持っています。主に有機物の鉱石が持つ性質です。吸収して得たエネルギーは破壊された組織にくっつき再構築する事が可能です。そのため、この性質は主に装甲の表面部分に使われます。無機物の鉱石は再生の力が弱く、その理由は無機物の鉱石は吸収ではなく融合の力が大きいためで、主に骨格や装甲の最後の層に使われています。この性質は武器としても優れており、例として、有機物と複合した爆薬を空気中に充満し、その爆薬に点火して大きな爆発を起こし自爆したとしても、再生の力で装甲の傷は治り相手にだけダメージを与えるという戦法に使用可能です ――――――――――――――――――――― ・大量のデータと実験 歴史によって生まれたたくさんのデータ。このデータにはどんな物が込められているのでしょうか?最初に変異したエシェロンのデータは汚染による被害についてでした。回収されたエシェロンからは汚染の特徴と汚染の性質を知ることができました。次に、このデータを元に改良を加えて新しく派遣されたエシェロンは核の再生の力のデータとこの種類についてのデータを得ました。この鉱石の実用化はこのエシェロンのデータによって始まりました。その後に試験用として運用されたエシェロンからはこの鉱石の性質を利用する為により安全にコントロールする方法の研究に役立ちました。 これだけのデータを元に、STARDUST社は幾つか実験も始めました 実験レポート1 最初に変異したエシェロンからの情報が役に立った。この鉱石を使った生物兵器や軍事目的での運用の可能性が見えてきた。色んな物質を融合させてみたり、ガスによる被害を調べたりして安全に運用する方法が幾つか分かった。 成果:無機物の物質には反応せず、融合も確認されなかった。これにより、無機物を使用してガスや核の安全な運用の方法が解析出来た 実験レポート2 この鉱石を使用した兵器の運用にむけた実験を開始した。兵器の試験用として派遣したエシェロンから得られたデータはとても役に立った。有機物の鉱石を色んな物質と複合しその複合物質は、燃やしたり、衝撃を加えたり、色んな物質と合わせて溶かしたり、ガスを使ってより強力な兵器の開発が可能になった。 成果:この鉱石を使った兵器への運用が可能になり、ガスの性質や複合物質の使用方法など解析が出来た 実験レポート3 この鉱石の核を使用した実験を行った。実験レポート1での成果により、核は安全に取り出し持ち帰ることが出来た。核を使った実験は汚染の効果の範囲や核から生み出されるエネルギーについて実験を行った。このエネルギーの使用により実験レポート2の複合物質との組み合わせも試された。 成果:核のエネルギーの研究により、再生の力を発見した。複合物質を使用した兵器も実用化が進み、正式なエシェロンのタクティクスが生み出された ――――――――――――――――――――― ご覧いただいた皆様に 歴史書はこれで以上になります。もし、ほかの疑問や追加して欲しい説明などがあるならば、新しいキャラクターを作成し能力欄に要望を書いてお送りいただければ採用します。なので少しでも疑問なことがあればすぐに追加するので、この歴史書をどんどん分厚くしていくために、たくさんのフィードバックお待ちしております。是非たくさんの意見を送っていってくださいね。もしこのストーリーやキャラクターの個性が気に入った方は、いいねよろしくお願いします。これからも対戦お待ちしております