🦊『おい!アストラ!儂の肩をもんどくれ』 🌌『え!若キツネって肩凝るの?』 🌌『···?何この仮面h···』 🦊『アストラ〜? アストラ···?』 🌌『いてて···ここは何処だ? なんか景色は変わってないようだけど···』 仮面『ココハ キサマガイタジダイカラサキノセカイ イワバミライダ』 🌌『へ〜ちなみにどれくらい前なの?』 仮面『···』 🌌『そろそろ元に戻してよ』 仮面『···』 🌌『反応無い··· 待って!やばくね?! このままじゃ未来永劫、未来に閉じ込められちゃう!』 🌌『とりあえずあの村に行こうか!』 🌌『?なんか話してる 人がいないから独り言かな?』 村人『ラウンド君は来ないのかな〜? せっかく妻のネックレス取り返してくれたからお礼がしたいのに』 🌌『ラウンド? なんか聞いたことあるような?』 村人『全く、勇者君は何処にでも行くのか?』 🌌『勇···者? そうだ!なんかニュースになってた人だ!勇者の装備がナンタラカンタラって言ってた人だ!』 🌌『ちょ!待て!何で未来の人が、過去にいる人間に会えると思ってるんだ? 名前が同じ人? でも2人共勇者って言われてる··· どういう事なんだ〜〜!』 村人『・・・君大丈夫?』 🌌『うぇぇぇ!な···何が?』 村人『いや···さっきから独り言がすごいから···』 🌌『あっ···声に出てた···?』 村人『うん』 🌌『うーん?ニュースに出てたあの人と大体同じ特徴を述べたなー』 村人『まあ··· それ以外ないし?』 🌌『でも勇者装備はしてないんだよね?』 村人『でも、代わりに不思議な仮面を持っていたぞ』 🌌『それはこれのこと?』 村人『それだよ!何で君が持っているんだ?!』 🌌『いや、過去で拾ったらこっちに飛ばされたんだ』 村人『なる···ほど?』 村人『君は王国を知っているか? そこにいる王もラウンドに助けられたんだ 王と話をしてみよう』 王『う〜む··· どうしたものか? 兵力が圧倒的に足りん···』 村人『失礼するぞ ラウンドについてだ』 王『何?!お主もラウンドを知っているのか?!ならば兵士が通しても不思議じゃないか』 🌌(一体どれだけ信頼されてるんだ?) 村人『ラウンドは今も一向に姿を見せない だが、過去から来たこの男』(名前は?)🌌(アストラ!) 村人『アストラが!なんと!ラウンドが使っていた仮面を一つ持っているんだ!』 🌌『僕は過去の世界で落ちていた仮面を取ったんだ そしたらこんなところにいたんだ』 村人『言いたいことは···』 王『ああ 儂も大方同じ事を言おうとしとるよ』 村人『ラウンドは、仮面の力で過去に行ったってことだよな 多分』 王『うむ じゃが、儂らには時間の流れ等操れるわけがないな』 村人『そもそもアストラが仮面を持っているという事は、ラウンドは仮面を持ってない可能性も視野に入れなければ』 王『我々で時間を操れる者を片っ端から探してみるさ アストラ君 君はどうする?』 🌌『え?どうするってそりゃあ手伝うよ 帰りたいし、ラウンド君にも1回会ってみたいしね!』