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《異星の脅威》ラガー星人

ラガー星人は遠い銀河にあるラガー星よりやってきた四足歩行の生物である。ラガー星は資源が極端に少なく、また重力が地球の何千倍も高い。昼と夜の温度差が極端に大きい上に日中嵐が吹き荒れる。こんな星に本来生物なんて生まれるわけはないが、ラガー星人はこの環境に適応するために脅威的な筋力と耐久力を手にした。 しかし、このような環境において道具などはもちろん作れず、また恐ろしく過酷な環境に適応するためには無駄な身体構造はつけられなかったため、声帯はもたず、会話も出来ない。これが原因でラガー星人は原始的なままであり、文化を持つことはなかった。 そんなラガー星人がなぜ(と言うかどうやって)この星にやってきたかは誰にも分からないが、この世界において「宇宙」という概念を理解する者は限りなく低いため、「ラガー星人は正体不明で恐ろしい魔物」と言う認識で通っている。