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【巨眼】タイタン

「私はタイタン、巨人族の戦士だ。」 血に塗れた棍棒を手に、1人の青年が大勢の仲間に訴えかける 「かつて私たち巨人族は人族との戦争に敗北し、棲家を追われる身となった。 その時に受けた傷を、仕打ちを、屈辱を 君たちは覚えているか? 私は今でも覚えている。 今こそ、借りを返すときだ。 立ち上がれ。武器を持て。声をあげろ。 愚かな人族に我らの誇りを、怒りを、魂を見せつけるのだ。」 これは過去類を見ない程の内戦になった 【巨人の戦乱】を引き起こしたとされる 巨人族の若き武将【巨眼】の言葉である。 【巨眼】タイタン(3520〜3542 享年22)  死因、戦死。戦地に取り残された人族の非戦闘民(女、子供)を人族の砲弾から庇い死亡。人族が優勢になり内戦は収束する。 この内戦により巨人族への待遇が見直されタイタンは巨人族を救った英雄として後世に語り継がれている。