性格的に向いてないが人望と英雄像、何より功績がでかく魔障の地のギルドの長としての立場を得ている 彼は元々一界の冒険者であったが、ある日 魔障の地の依頼に挑み失敗。 1人の仲間を犠牲に何とか生き延びたものの、その親族にズタボロに貶されてトラウマになる。そして一回冒険者を挫折。 だが結局過去を思い出して手に職が付かなくなる。 自身の戒めと再び自信をつけるため、死ぬ覚悟で魔障の地に赴き修練することに。 それから数年後、傷だらけの彼は魔障の地で魔獣に襲われている壊滅寸前の冒険者一行を発見、軽々とその魔獣を倒した。 幸か不幸かその冒険者一行に吟遊詩人が居り 魔獣を倒す様を謳われ、冒険者に戻らざるを得ない状況を作られることになった。 彼の冒険者ぶりは凄く、魔障の地の開拓は進み、街まで作られるようになる。 その街で皆からの推薦でそこの英雄兼ギルド長として君臨する。 だがまだまだ危険な魔障の地。 彼はギルド長として依頼のために仲間を送り出すが戻ってこない仲間たちも多い。 彼は時折、自分は何人の仲間たちの犠牲の上に立っているのかと思いに老ける。 そして当時の仲間を弔うかのような自慢話を現在の仲間たちに語るのであった。