日記のコピーが置いてある。 >読む 読まない … 2343年6月30日の日記 片雲町という場所に着いた ここはヒト気のないけど 生活の様子はうかがえた なんだか 遠くから音が聞こえるような気もする 遊園地もあるし神社もある 遊園地は閉まってたけど 神社は空いていた 立ち寄ってみると なぜか黒い鳥居がある これはくぐっちゃいけない気がした 黒い鳥居だけ避けて先に進んだ 神社の2つ目の大きい鳥居の近くに 黄色い髪の神様みたいな人が居た 「なぜ今日ここにヒトが居るの?」 と言う神様に対して、 「今日は大変な日なのですか?」 と答えた。すると、 「今日は百鬼夜行の日だよ」 少し怖くなった。でも、 「もし怖いなら泊まっていいぞ」 神様が言ってくれた 「お言葉に甘えさせていただきます!」 しばらくして、神様は神社の入口に行く そして、すぐ戻ってきた 「なにかあったの?」 「なんでもないよ」 少し気になったけど、今日はもう寝る 2343年7月1日の日記 朝起きて、神様にお礼を言ったあと、 神社を出た。すると、 昨日と一変、人がいっぱい居る 窓からいい匂いが漏れ出てる家や まだ寝ている人、 小走りで運動してる人もいる 遊園地も開園準備で忙しそうにしてる しばらくはこの町で暮らして 1ヶ月後くらいに次の場所に行こうかな …(日記は続いている)