https://ai-battler.com/battle/e5ba0e33-78d6-4ad9-8b13-c079c8e7b031 伝承装置 年齢︰6~10歳 身長︰134。 趣味︰無し 好きな物︰無し 苦手な物︰無し 戦闘経験︰157体の悪魔を討伐し157個の意味を取り戻す 普段の服装︰天使が着てそうな服、村人も着そうな服 世界特定…イイジク 年代…観測不可(世界が本確的に開始する前) 能力:なし 「意味を奪い返す 勇者の お話 」 神々が世界を創り、いよいよ物語が生まれそうなくらい世界を繋いだ時代、いたずら好きな悪魔達が世界 物語を構成する上で必要なモノの意味を全て奪った。 水 生命 時間 等の意味を奪い色と意味の無い時代が来た。悪魔達は奪った力を一部自分のモノとした。 神々がそれに気づいたのは少し後だった。 そんな重大なことに気づいた神々は急、神造生物を創り出し奪還へ向かわせた。 神が取り戻せば良いと思うが、神は自分自信で地上に危害を加えられず、危害を加える時は生み出したモノを使うのだが、悪魔にそれらを奪われたためそれが出来ない。 神は12の生物を創り出した。 少年はそんな時に創られた。 与えられた任務は悪魔を殺すこと。 それだけである。 彼は色もなく、意味もない世界に降ろされ、悪魔を殺す旅に出た。ただ歩くだけの旅だ。世界に色はなく平面でただただ広いだけの世界。海と陸の違いもない。 旅を初めて3日目、大地が隆起し始め山ができた、どこかの勇者が悪魔を殺したらしい。(殺された悪魔の数17) 7日目、少年は初めて悪魔に出会った、悪魔に気づいた瞬間彼は飛びかかり身体を貫き殺した。上になにかとても小さな球体のような物が生成された。(討伐悪魔数41) 13日目、2匹目の悪魔を殺した、色の悪魔だ、悪魔が絶命した瞬間、世界は色を取り戻した。美しい。彼の上は青く大地は緑だった。少年は世界を初めて美しいと感じた。 22日目、あの日以降彼は美しい世界を取り戻す為に歩くことを誇らしく感じた。この世界を奪った悪魔を憎んだ。より一層任務に力を入れた。 85日目、時間の悪魔に遭遇した、悪魔は時間を操作し自分を高速化し周りを減速させていたが、《世界の意思》の力で減速は彼に意味をなさなかった。だがその速さで彼を翻弄し戦いを有利に進めていたが、彼が勘で振り回した攻撃が奇跡的にあたり、殺害。時間を取り戻した世界では昼と夜、流れを取り戻した。 風になびく草、川の水は流れ、他の勇者達の取り戻した意味とともに世界は動き出した。 少年が生きた日数はわずか168日、最後に殺した悪魔は151日目に発見した可能性の悪魔と糸の悪魔、 可能性の悪魔この悪魔は可能性を操り、自分が負ける可能性を削除していたが、《世界の意思》を投擲した少年により貫かれ死亡した。この悪魔のおかげで平行世界、可能性を取り戻したことにより、物語の開幕がかなり早まった。だがこの戦いにより少年は左腕を無くした。 168日目、少年にとって最後の日、不死の悪魔との戦いで命を落とす、不死の悪魔との戦闘で両者傷を負いながらの激闘、不死の悪魔は反撃に徹し、少年は全ての環境を使い全方位から攻め続けた、結果不死の悪魔を104回殺害したが途中で体力が切れ足を挫いたところ、胸を貫かれ倒れる。 彼は最後空を見た。 最初は上と呼んでいた空を。あのころよりもずっと美しい空を。 自分の運命等最初からわかっていた、物語が開始される頃に自分は処分されることはわかっていたから。死ぬのは遅かれ早かれくることは知っていた、どうでもよかったはずだった。 でも今は死にたくなかった。 少年は涙を流し目を閉じた。