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マイク

元々は吟遊詩人を生業としていたが、自身の持つ能力の有用性に気づいた現在は暗殺者を本業としている(一応吟遊詩人は続けている) ______ 俺は物心ついた時から「アカペラで歌うとinstrumentalが流れてくる能力」を持っていた。その能力を使って趣味である吟遊詩人をしていたが、何度も能力を使ううちに俺は色々と応用できることに気づいた。以降記録をつけることにする。 色暦:xxx年。流れてくるイントロは俺の想像したものが流れてくる。イメージできればどんな音でも流せるらしい。 色暦:xxx年。歌っているうちに気づいたが歌ってないし音が出ている訳でもないのに何故か観客が音楽を聴いたかの様な反応をみせる時がたまにある。 色暦xxx年。獣人同士で話してる時、話を盗み聞きすることを試みたが全く声が聞こえない。筆談でもしているのだろうか。 色暦xxx年。博識な発明家の友人に話を聞いてみたところ彼らは俺達には聞き取れない音で会話をしているらしい。そのため友人がそれを聞くための装置を貸してくれた。少し「ちゅーにんぐ」とやらが難しいが使ってみよう。 色暦xxx年xxx。とてもうるさい。が、自分でも能力を使ってこの音は出せた。 色暦xxx年。能力について完全に理解を終えた。ため記録を終了する