マスクドヒーロー2号

彼はかつてとある街の平和を守る自警団のリーダーだった。 悪の組織による侵略から街の平和を守るために日夜戦っていたが、疲労や肉体へのダメージが蓄積し、肉体が限界に達しようとしていた。 それでも彼は不屈の心で戦い続けていたが、遂に肉体が限界を迎え、もはやここまでかと思ったその時、初代マスクドヒーローが街に巣食っていた悪の組織の手先を一瞬にして一掃したのだった。 彼はそんな初代マスクドヒーローの姿に憧れ、必死の説得の末に弟子入りを果たした。 そして、彼から戦闘方法を学びつつ、悪の組織から街の平和を守っていたある日、突然初代マスクドヒーローが倒れた。 注射剤による肉体への負担に耐えきれなかったのだ。 そして、彼は己のマフラーと特殊な注射剤、そして世界の平和を守るという意思を託し、ヒーローを引退した。 これからはマスクドヒーロー2号として街の平和だけではなく、世界の平和を守ることとなったのだ。 彼は戦い続ける、世界に真の平和を取り戻すその日まで。