弟へいがんの死 父かいがんとの決別 しんがんはへいがんを忘れないためにできる限り真似をした しんがんが、落ち着いたのは少し先の話だった とある街に着いたしんがんはなんとか食いつなぐ為に賞金首を捕まえて暮らしていた ある日ゴロツキが街の襲撃を宣言 なんとか撃退するメンバーを募集していた しんがんは報酬に目がくらみ即応募 いくつかグループを作らされ、しんがんは3人グループの前衛担当になってしまった 後衛2人に前衛1人というグループ 後衛1人目は若者魔女のリリア 2人目は弓使いの老人タカ 3人は意外にバランスが良く、リリアがゴロツキを見つけ、タカがゴロツキを射抜く しんがんは2人を守る そんな調子で仲良くなった3人だが、ゴロツキとは別の魔物ライチョウの襲撃を受ける しんがんは2人を一撃から守ったが、吹き飛び、崖から落ちた 2人は、実力はある 問題はしんがんだ 崖下は運悪くゴロツキのアジトだった しんがんは落下による怪我と多勢に無勢により、瀕死に追い込まれる そんな時にかつて敗北したせんおうの言葉が脳裏に浮かぶ 『この世には能力がある お前もいずれ開花するだろう でなければお前は強くはなれん』 しんがんは、感覚を澄ます ただ、倒すだけに集中 隙を消す?反撃する?回避する?考えるな 倒す なんだ? 奴らの攻め方が見える こっちから、こうか なぜだろう 攻撃を食らう気がしない 上から! ここに!一撃! しんがんは弱点を明確に突き、守備力を完全無視してゴロツキを一掃した 一体どれくらい経ったかも解らず上を見ると、やっと2人がライチョウを倒したらしい しんがんが合図を送ると2人は崖から降りた しんがんは2人に、説明をしたあと、ゴロツキの処分を任せた しんがんは一人森に向かう 👁️🗡️『居るんだろう?出てこい』 もはやお調子者のしんがんは消えていた 一瞬ゴロツキが木の陰から出たと思ったら、四肢は切られていた 👁️🗡️『お前は俺とは違い、魔力があるんだろう なら四肢くらい治るよな』 しんがんはゴロツキを連れ、街に戻った 街の入り口にゴロツキを置いて、しんがんは去った やるべき事がある だよな せんおう もう一度 次は必ず勝ってやるさ