【深淵の看守】カース。 その名は深淵を囚人と。カースを看守と見立てた異名である。その異名に相応しく、カースは深淵が世に放たれるのを防ぎ、人の世にいる深淵を狩る。カースの異名から番人だと思うものも多いが、深淵を狩る狩人だ。 狩人の装備。 それは無名の装備。狩人の装備で、その動きやすさや、マントによって空気抵抗も抑えられてる事で一部の狩人に好まれている。 世間からは英雄と嘲笑われることもあり、その装備を使う人を選び、名を付けられていない。この装備に名が付けられた時は、この装備を身につけた本物の英雄が迎えられた時だろう。 深淵の番人の指輪。 深淵を滅ぼす者に与えられる指輪。カースは深淵を滅ぼした訳では無いが、その功績から与えられた。 この指輪には深淵に呑まれない神の力が施されている。 次元の曲剣。 次元の異端者が生み出した曲剣。鎧は諸共、この次元でさえ切り裂ける。 本来は次元に干渉できる彼にだけにしか扱えない武器だが、世界の編集者が祝福を施したため誰でも持てる物となった。だが、次元の欠片で出来ているため生半可な技術で扱おうなら或いはその刃は相手を突き抜くことは無い。