呪いを受けた時は、確かに驚いたけれど…… それよりも人々に奇異と拒絶を向けられたことの方が よっぽど心に堪えたんだ。 それに、旅の仲間達が 私から離れていったのも。 そういう気持ちの痛みと、 長い旅で溜まった疲労が重なって 体調を崩しちゃったんだよね、確か。 そんな時に、私の前に現れたのが この愉快な二人組だよ! 君は度々私のことを「お節介焼き」って揶揄してたけど、 この二人も負けず劣らずのお人好しだったんだ。 二人があんまり痛快なものだから、 私の暗い気持ちも吹き飛んじゃった! それで、色々あった流れで身上話をしたら いつの間にか一緒に旅することになってた。 何にせよ、君に追い付けて良かったよ。 ……本当に、"間に合って良かった"。 そういえば言ってなかったね、 私達の旅の目的は「君を一発殴ること」だよ 私は、 私の信念に誓って君を止める。 避けないでね、クーガ!