かの王は神と聖者の間の子として産まれた。 王は産まれながらにして理解した。 自分こそが世界の王となるのだと。 王は成長していった。しかし多くの障害があった。まるで世界が拒絶するかのように。 かの王はそれをものともせずすくすくと大きく偉大に強く成長していった。 神と聖者の力、素晴らしき美貌、偉大なる頭脳によってまたたく間に世界を一つの夜がすぎる事に一つの大陸を支配していった。 しかし世界はそれを拒んだ。 王の支配によって停滞することを恐れた。 故に世界は救世主となる愛し子を創り出した。 そして王はその救世主により倒され、棺に閉じ込められ悠久の封印と共に秘匿されし王墓に眠ることとなった。 しかし王は忘れない。自身が世界を支配した過去を。自身こそが世界を支配すべき者であることを。