東の帝国、ロシア帝国で誕生した英雄 当時は美しい白髪の青色の目をした少女であり 今は身長もかなり伸び美しい女性となった 見た目は20代後半なのだが数百年前からその英雄伝説が残されており、本当の年齢はわからない 彼女の生まれはモスクワ市であり、大戦後は帝国亡命政府の首都であるべルーシャ・グバ市に住んでいる(ノヴァヤゼムリャ島の都市) 彼女の出身地ロシア帝国のこの世界での歴史と彼女の登場について 158?年 ロシア帝国は魔物や魔族が多く生息する 「不毛の大地」を植民地とするべく まだ文明が未発達なこの地へ侵略を開始しました ロシア帝国は人族の支配する東側で最も強大な帝国であり 文明が発達しておらず強大な魔王もいないこの地の植民地化はさほど難しくないと考えていました 人魔大戦序盤 158?年4月 ロシア帝国は「不毛の大地」へ進軍を開始 ウラル山脈付近の支配に成功します 不毛の大地の利権を狙った多くの西側諸国がロシア帝国へ支援を開始し さながらロシア帝国の不毛の大地遠征軍は 人類連合軍の様でした 魔王の出現 158?年6月 不毛の大地の魔族や知能を持つ魔物は帝国軍と戦闘しつつ後方の魔族と協力を開始 今まで小規模な都市や集落しか形成していなかった魔族や魔物が不毛の大地で初めて団結して抵抗を始めたのです それにより必然的に魔王という概念が産まれました 不毛の大地の多くの種類の魔物が1種につき1人の魔王を成立させ 「魔国連邦」を不毛の大地にて建国しました 帝国領への逆侵攻 159?年 3月 ロシア帝国は魔族の連合軍相手に劣勢を強いられていました 劣勢になると西側諸国からの支援を途絶え ロシア帝国は帝冠領の喪失が後を断ちませんでした モスクワ攻防戦と英雄伝説 159?年12月 ロシア帝国は2番目に巨大な都市であるモスクワでの抵抗を開始しました 既に帝国の人口は4分の1に低下し絶滅戦争の様な状況でしたが 1人の英雄が戦況を覆しました 人類史でも稀な大精霊の加護を受けた少女は氷の力を操りそれはロシアの大地そのものを表していたと記録が残っています 人魔大戦の終結と帝国の末路 16??年 4月 1人の英雄により多くのロシア人が救われましたが、ロシア帝国側の降伏は避けられませんでした 既に首都ペトログラードが陥落しており ロシア帝国と西側諸国は更なる逆侵攻を恐れ講和を結びました 結果としてロシア本土は全て魔族領となり帝国の属国は西側諸国の一員として人類側に存続しました ロシア帝国は本土を捨て避難した多くのロシア人と共に離島にて国家を辛うじて存続しました 現在のロシア 19??年 ?月?日 共通の敵を失った魔国連邦ははるか昔に崩壊し ウラル山脈を境に西側を道化の魔族が支配する国ノヴァロシアが 東側を数々の魔王が君臨する不毛の大地 現実のベラルーシ等の元帝冠領は未だに西側諸国の一員として人族が支配しています