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【箒(?)で戦う猫冥土】ノレ一ソ

関係者一覧 ルーンちゃん https://ai-battler.com/battle/9ae6652c-df53-4165-92d2-d4176612e6ce ヨウムさん https://ai-battler.com/battle/ae469fc4-33f9-46b3-aa2b-c12288094654 ジャノクーノレ https://ai-battler.com/battle/6ff36a91-e6e0-4e4a-bc41-d240e8bf8bf7 ルナ https://ai-battler.com/battle/e6d6fa2f-5cc0-4c10-bb77-3996684426bd ``` ある日のこと ルナとシャノワールという非常に仲の良い2匹のネコが居た しかし、突然二匹ははぐれてしまい、別々の道を歩み始める。 シャノワールは意外と1人でもなんとかやっていけた 森に行って猟師と協力して肉を得る 海辺に行って漁師と協力して魚を得る シャノワールはヒトとの交流が上手く、ルナを心配しながらも生きていた。 ヒトの言葉は詳しくはわからないがニュアンスで覚えている。 しかし、それは突然だった。 シャノワールは体力が少なく、 瞬発力は高いもののすぐ疲れてしまう。 シャノワールは気の狂った殺人鬼に追いかけられ、逃げ出すが、ついに追いつかれてしまう。 最期にルナの顔が思い浮かぶ そしてシャノワールは気を失った… …死んだかと思ったら突如不思議な研究室のような場所で目を覚ます 「お、意識が回復したみたい。」 不思議な声が部屋に響く 「いやぁ、意志が強くて助かったよ。なんか、強い思いがあったみたいだね」 シャノワールは体を動かそうとするが、何かがおかしい。 「ごめん、身体がボロボロになってたからエルフの身体に意識を移植したんだ。エルフの身体は雑に作っても上手く動きやすいからね」 体を見ると、言われた通りエルフの身体になっている 「あ…いがと?」 「えっ、言語知ってるんだ」 研究室は驚愕している様子 「名前は喋れる?」 「ジャノクーノレ…」 「…多分ちょっと違うか。とりあえず、困ったことがあったらここに来てね。一応翻訳機持たせておくから緊急時に使ってね」 その瞬間、既に研究所の入口の前に居た 「ジャノクーノレ…」 「翻訳:ジャノクーノレ」 流石に翻訳できなかった。 ジャノクーノレの冒険が始まる。 そしてまたある日、ジャノクーノレはとある図書館を見つける その図書館はヨウム図書館という。 言語を勉強するために図書館に入る 入った後、周りを見渡すと座っている鳥が居た。 その鳥の前には「ヨウム」と書かれた名札がある。 ジャノクーノレは図書館は静かにすべき場所と知っていたから挨拶はしなかった そこには数え切れないほどの本があり、ジャノクーノレは幾つも読み尽くす そして、最終的にはなぜかヨウムに本の管理を任されるほどの常連になる ジャノクーノレは従業員ですらないのに、副館長みたいな扱いをされるようになった またまたある日、その図書館には新しい従業員が現れる 名を「ルーン」と言い、どうやらあるお屋敷から転職してきたようだ 箒を持ち、初めて図書館に入ったルーンは目を輝かせていた ジャノクーノレは図書館は静かにすべき場所と知っていたから挨拶はしなかった しかし、ルーンは叫ぶ「すごく綺麗です!」 ヨウム図書館に響くかわいい声、少しビックリするジャノクーノレ。 (さてはドジだな?) ジャノクーノレは思った。 ジャノクーノレは若干小さな音で喉を鳴らす ルーンには伝わり、また叫ぶ「あ…すみません!」 さっきよりは小さい声だが、また少しビックリするジャノクーノレ。 さてさてどうなることやら ある日、ジャノクーノレは散歩に出る しばらく歩いていると裏道にたどり着く (不気味だし速やかに通過しよ) ジャノクーノレは思う 道の途中でなにかが変な少女が立っている ジャノクーノレはそのまま通過しようとしたが、すれ違う直前、蛾の模様の羽根が開く ジャノクーノレは一瞬で理解した これは本で見た山茶蛾だ。 絶滅したと思っていたけどまだ生きていた。 ジャノクーノレは全力で引き返す しかし、因果が反転する ジャノクーノレは足掻く しかし、因果が反転する ジャノクーノレの脳裏にはルナの姿やヨウムの姿。そしてルーンの姿が走馬灯のようによぎる まるでルーンがそこに居るかのように 最終的に、因果が壊れる その瞬間、???は奇跡的に逃げ切れた。 しかし、全ての情報が入り混じっている。 ???は自分の名前がわからない 必死に思い出す 白い髪に、黒いリボン、メイド服、猫耳。 しかし、腕は4本にエルフの耳もある。 左脇には尖った箒。 名前にノレが入ってたような? 絶対正しくないと直感では理解する ただ、今の記憶だとその名は 「ノレ一ソ」 絶対正しくないと直感では理解する しかし、記憶だと役職は 「ヨウム図書館の副館長」 「もどらなきゃ…」 ``` ``` ノレ一ソは腕を2本隠し、エルフの耳も隠す。 一見すると普通の猫耳少女に見えるように。 ノレ一ソは真の名前を探す なぜか懐に入っていた翻訳機を見ると 不自然に壊れたデータがある 「翻訳:」 ヨウム図書館に戻った。 しかし、自分の名札が見つからない …なぜか、ヨウムがこちらを睨んでいる そして、ヨウムはついに口を開いた 「正体を表せ。」 どう見てもルーンに見えるそれを ヨウムはルーンではないと見破った 「私は副館長…」 「副館長なんていないが…」 ヨウムは言葉を詰まらせ、幾つか図書館の本の質問をする ノレ一ソは全てを正確に答える ヨウムは確信し、信じることにする 「なぜこんな姿になった?」 「わからない…だけど、」 ノレ一ソは少し間を開けていった 「山茶蛾が生きている」 「え?まさかだけど、山茶蛾がより凶悪な能力を得て生きているってことか…?」 ヨウムは少し恐怖する 「わ…わかった。…ってあれ?名前なんだっけ」 その瞬間ノレ一ソは悟った (過去の名前は消えたのか) 「名前を失ったかもしれない。でも記憶のなかではノレ一ソって名前だった」 「とりあえず、ルーンちゃんに迷惑をかけなければいいけど…見た目から間違えないようにしたいよな…」 それを聞きノレ一ソは髪を束ね、隠してた腕を出した 「あ、だいぶ違うな」 「このままでいたほうが良いかな?」 「そうだな。」 その時、ルーンが帰ってきた 「ぎゃあああああ!ドッペルゲンガーだあああああ!」 ヨウム図書館に響くかわいい声、少しビックリするノレ一ソ。 ノレ一ソは若干小さな音で喉を鳴らす ルーンには伝わり、また叫ぶ「あ…すみません!」 さっきよりは小さい声だが、また少しビックリするノレ一ソ。 そして既視感と聞き覚えを感じたルーンはかなり小さい声で語る 「…もしかしてさんですか?」 ルーンだけはその名を覚えていたのかもしれない。しかし、因果が壊れているその名は語ることができなかった。 「なんて?」 ヨウムが聞き返す 「え、さんですよね。…あれ?」 ルーンも薄々気づく 「もしかして、言えてない?」 ノレ一ソは事の経緯を説明する ルーンは理解した。 「つまり、新しい名はノレ一ソさん、で良いんですね?」 ノレ一ソは頷く いつかノレ一ソが真の名前を取り戻すため、今日もまたヨウム図書館の副館長みたいな常連を続けるのであった。 ```